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フェイクグリーンのカーテン|吊るして仕切る使い方と選び方

フェイクグリーンのカーテン|吊るして仕切る使い方と選び方

カーテンレールにアイビー風のつるを3本掛けてみると、葉が窓ガラスに張り付いて隙間だらけになり、思ったほど緑に見えません。

フェイクグリーンをカーテンとして吊るときに最初に決めるのは、長さでも種類でもなく、吊る場所の耐荷重と直射日光の当たり方です。

窓辺は室内でも紫外線が強く、UV加工のない普及帯のPVC(塩化ビニル)製は退色が早く進みます。

もう一つの落とし穴が、布のカーテンと同じ役目を期待してしまうことです。

人工の葉を並べても遮光や遮熱はほとんど期待できず、成り立つのは視線をぼかす仕切りとインテリアとしての演出までです。

本記事では、フェイクグリーンをカーテンのように吊って仕切る使い方と、窓辺で失敗しない選び方を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

カーテンとして吊るフェイクグリーンの条件

窓辺という場所には、部屋の中央や玄関には無い制約が4つ重なります。

直射日光

南向き・南西向きの窓は日射時間が長く、退色と樹脂のもろさが早く出ます。UV加工は劣化を遅らせるだけで、色褪せを止める加工ではありません。

結露と湿気

冬場のガラス面は水滴が付き、触れた葉が濡れます。ポリエステル生地の葉はホコリを吸ったまま濡れると汚れが定着します。

耐荷重

カーテンレールは布のカーテンを前提に設計された部材で、つるを何本も掛けると想定外の荷重になります。

動線

掃き出し窓は人が出入りする通り道で、葉が引っかかると付け根から抜けます。

この4つのうち、日射と結露は窓を変えないかぎり消えません。

そのため「日が強い窓ならマット仕上げでUV加工のあるもの」「結露する窓ならガラス面から離して吊る」という形で、置き場所の条件から仕様を決めていくのが順序として合っています。

空間の雰囲気づくりを先に決めると、半年で葉が白っぽくなって作り直しになります。

吊る幅と丈のサイズの測り方

採寸するのは4か所です。窓の高さだけを見て長さを選ぶと、床に葉が溜まったり、レールから丈が足りずに中途半端な帯になったりします。

測る場所見るポイント
レールの有効幅ランナーが動く範囲。両端のキャップ部分は使えません
吊り元から床まで掃き出し窓は床から1〜2cm浮かせる長さにすると裾が汚れません
窓枠の内寸(奥行き)突っ張り棒を使う場合はここが基準。左右の内寸も測ります
葉の張り出し手前に5〜10cm出ます。カーテンや網戸に触れないか確認します

フェイクグリーンは梱包時に葉を畳んでいる商品が多く、開封して葉を広げると表記より一段大きく見えます。

逆に、つるタイプは自重で伸びるため、掛けた直後より数日後のほうが数センチ下がります。

開閉して片側に寄せる使い方をするなら、束ねたときの幅も見込んでおくといいでしょう。

カーテン向きのフェイクグリーンのタイプと素材

形状のタイプ

吊って面をつくれる形は3タイプあります。

つるを連ねたガーランドタイプは1本あたり1.5〜2m前後の長さがあり、吊る本数で密度を調整できるため窓幅に合わせやすい形です。

フェンスや壁面用のジョイントパネルは50cm角前後のマット状で、面としての密度は高い反面、硬くて重く、レールに掛けると1点あたりの荷重が大きくなります。

紐に葉を等間隔で留めたのれん状のものは軽くて揺れますが、引っかけると葉が抜けやすい構造です。

窓辺は逆光で見る場所

部屋の中央に置く観葉植物のフェイクグリーンと違い、窓に吊ったものは光を背負った状態で目に入ります。

厚みのあるPE(ポリエチレン)製は型押しの葉脈が立体的で光を通しにくく、影絵のような輪郭が出ます。

薄いポリエステル生地は光が透けて葉脈が見える一方、毛羽立ちと退色が出やすい素材です。

PVC製は安価に量産できる普及帯の主力ですが、表面の光沢が強く、逆光では葉のテカりが人工物だと分かる原因になります。

本物らしさは、葉脈が型押しか印刷か、1枚の葉に濃淡があるか、枝が複数方向に分かれているかで判断できます。

商品ページに素材表示が無いことも珍しくないので、その場合は葉のアップ写真とレビュー写真を併せて見てください。

品種ごとの葉の形の違いはフィカスのフェイクグリーンの選び方で解説しています。

フェイクグリーンのカーテンを落とさない固定方法

荷重を1点に集中させないことが基本で、吊り点は20〜30cm間隔で分散させます。

カーテンレールを使うなら、ランナーにS字フックを掛けるか、園芸用のワイヤーでレール本体に直接結びます。

レールには製品ごとの耐荷重が取扱説明書に書かれているので、その値を確認してから本数を決めてください。

パネルタイプを何枚も掛けるなら、レールではなく窓枠内側の突っ張り棒に移したほうが安全です。

賃貸で跡を残さない選択肢

穴を開けない方法は3つあります。

窓枠の内寸より数ミリ短い突っ張り棒を水平に張る方法がもっとも痕跡が残りませんが、垂直方向に引かれる荷重には弱いため、重いパネルには向きません。

粘着フックは接着面積の広いタイプを選び、貼る前にアルコールで下地の油分を拭き取ります。

壁紙が薄い物件では剥がすときに下地ごと持っていかれることがあり、退去時の原状回復の対象になります。

石膏ボードに細いピンを刺すピンフックは、跡が針穴程度で済むぶん、1個あたりの許容荷重が小さいので数を増やして分散させてください。

裾は基本的に自由にしておきます。

上下を両方留めると、人が触れたときの力が吊り元に集中して抜け落ちます。

風で舞うのが気になる場合は、下端にも軽いフックを別に付けて、引っ張られたら外れる状態にしておくほうが安全です。

天井から垂らす形にする場合の固定具は天井のフェイクグリーンを吊る方法の記事で解説しています。

店舗やオフィスで吊るときの防炎の確認

消防法では、カーテンやじゅうたんなど一定の物品に防炎性能が求められ、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付きます。

店舗・オフィス・宿泊施設・高層建築物のように不特定多数が利用する建物では、内装の装飾として吊るフェイクグリーンにも防炎品を求められる場合があります。

カフェの窓辺や美容室の間仕切りに使うなら、発注前に防炎ラベル付きの品番があるかを取扱店に問い合わせてください。

必要かどうかは建物の用途・規模・自治体によって変わるため、全国一律の線引きはありません。

判断に迷う場合は、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)の情報を確認したうえで、所轄の消防署に問い合わせるのが確実です。

住宅でも、ガスコンロやストーブの上方に垂らす配置は避けてください。

安っぽく見せないフェイクグリーンの吊り方

失敗した窓辺に共通するのは、同じ長さのつるが同じ間隔で等分に並んでいる状態です。

人工物であることは、色や質感より先に、規則正しい配置で伝わります。

長さを2〜3段階に散らし、上側は濃く重ね、下に向かって密度を落とすと、光の抜けができておしゃれな見え方に近づきます。

種類は2〜3種までに抑えるのが無難で、葉の大きさが違うものを組み合わせると密度のむらが自然に見えます。

開封直後は葉が畳まれているので、1枚ずつ角度を変えて広げ、正面を向いた葉が並ばないようにしてください。

足元に陶器鉢の植物を1つ置くと視線が分散し、吊り物だけの平面的な印象が薄まります。

組み合わせの考え方は造花のインテリアでの飾り方の基本でも解説しています。

窓辺のフェイクグリーンで起きやすい失敗

日焼けによる退色

西日が入る窓では、半年ほどで葉の表側だけ色が抜けて白っぽくなることがあります。

レースカーテンの内側(室内側)に吊る、または日射の強い時間帯だけ遮光カーテンを引く運用にすると進行が遅くなります。

退色は表側から出るので、数か月ごとに向きを入れ替えるのも方法の一つです。

ホコリと油分の付着

窓辺は空気の出入りが多く、葉の表面と付け根にホコリがたまります。

月に1回はハンディモップかドライヤーの冷風で落とし、それでも取れなければエアダスターを使ってください。

水洗いの可否は素材と加工で変わり、光触媒(酸化チタンなどを表面に加工したもの)やプリント仕上げは洗剤で加工が落ちる場合があるため、取扱表示の確認と目立たない部分での試し拭きが要ります。

キッチンに近い窓では油分がホコリと結び付いて落ちにくくなるので、水やりの手間が無いぶん、拭き取りの間隔を短めにしておくと楽です。

結露と動線

ガラス面に触れたまま冬を越すと、葉が濡れて床材にしみが出ることがあります。

吊り位置をガラスから3〜5cm手前にずらすだけで接触は避けられます。

掃き出し窓では、人が通る幅として60cm前後を空けておき、避難経路をふさがない配置にしてください。

光触媒加工品は光が当たる環境で反応が起きる仕組みで、窓辺は条件としては合いますが、効果の程度は商品と環境によって異なります。

よくある質問

カーテンレールにそのまま吊っても大丈夫ですか

レールに表示された耐荷重の範囲内であれば吊れます。

ダブルレールなら室内側に吊り、窓側は布のカーテンを開閉できる状態のまま残すと使い勝手が落ちません。

パネルタイプを並べる場合は荷重が集中しやすいので、突っ張り棒か窓枠へのピンフックに変えてください。

布のカーテンの代わりに目隠しになりますか

完全には隠れません。

葉の隙間から向こう側の輪郭は見えるため、通りに面した1階の窓を隠す目的には足りません。

視線を切りたい場合に必要な密度と高さはフェイクグリーンで目隠しをする方法の記事で解説しています。

窓の外側やベランダに吊ってもいいですか

吊れますが、屋内用をそのまま出すと退色が早く、風で葉が飛ぶ問題も起きます。

UV加工品でも劣化が遅くなるだけで、いずれ色は褪せます。

屋外での固定はベランダのフェイクグリーンを飛ばさない固定のコツフェイクグリーンのフェンスの設置方法で解説しています。

本物の植物と迷っています

窓辺は日射も温度差も大きく、本物の観葉植物では葉焼けや乾燥が起きやすい場所です。人工と本物の判断材料は観葉植物のフェイクグリーンと本物の比較記事で解説しています。

まとめ

窓に吊るフェイクグリーンは、日射の強さと吊り元の耐荷重という2つの条件でほぼ仕様が決まります。

採寸はレールの有効幅・吊り元から床までの丈・窓枠の内寸・葉の張り出しの4か所で、素材は逆光でテカらないマット仕上げのPE製が有利です。

賃貸なら突っ張り棒とピンフックで荷重を20〜30cm間隔に分散させ、店舗で使うなら防炎ラベルの有無を取扱店と所轄の消防署に確認してください。

ぜひ本記事のサイズの測り方と固定方法を参考に、窓辺の空間に合う仕切りをつくってみてください。

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