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造花の選び方|本物みたいな種類とインテリアでの飾り方の基本

造花の選び方|本物みたいな種類とインテリアでの飾り方の基本

花瓶に挿した造花の花びらは、日が差す窓辺だと半年ほどで白っぽく褪せてきます。

造花選びで結果を分けるのは、材質(PE・PVC・ポリエステル生地)、葉脈の型押しとマット加工の有無、そして鉢底から葉先までの全高表記という3点です。

この3つを押さえておけば、写真だけで選んで「届いたら安っぽく見えた」と感じる失敗はかなり減ります。

最初につまずくのは呼び方でしょう。

造花・フェイクグリーン・アーティフィシャルフラワー・プリザーブドフラワーは売り場で隣同士に並びますが、プリザーブドフラワーだけは生花を加工したもので人工物ではありません。

本記事では、造花の種類と選び方の基準、インテリアでの飾り方の基本を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

造花とフェイクグリーンの呼び方の違い

造花とは、樹脂や布でつくった人工の花・葉のことです。

花ものを中心に指す通称で、葉ものを含めて造花と呼ぶ場面もあり、フェイクグリーンとの間に厳密な線引きはありません。

「まったくの別物」ではなく、何を主役にした商品かによる慣用的な呼び分けと考えてください。

呼び方指すもの
造花花もの中心の人工植物。葉ものを含めて呼ぶこともある
フェイクグリーン葉もの中心の人工植物。人工観葉植物とほぼ同義
アーティフィシャルフラワー造花のうち、生花に近い再現度を狙った層を指す業界寄りの呼称
プリザーブドフラワー生花に特殊液を吸わせて加工したもの。人工物ではない
ドライフラワー生花を乾燥させたもの。これも人工物ではない

アーティフィシャルフラワーは造花の一種であって、別カテゴリの商品ではありません。

検索で別物として扱われている説明を見かけますが、品質の高い層を呼び分けているだけです。

葉ものの種類や置き場所から先に決めたい場合は、フェイクグリーンの種類と置き場所別の選び方で解説しています。

造花の材質で変わるリアルさと長持ちのしかた

材質は見た目と耐久性の両方を左右する土台です。商品ページの素材表示を先に見てください。

材質特徴弱点
PE(ポリエチレン)葉の型に樹脂を流して成型するため、葉脈や厚みが立体的で手触りも本物に近いPVCより単価が上がりやすい
PVC(塩化ビニル)安価に量産でき、普及帯の多くがこの材質表面が光を強く反射し、テカりで人工物と分かりやすい
ポリエステルなどの布地花びらや薄い葉に使われ、シルクのような柔らかさと透け感が出せる毛羽立ちと退色が出やすく、ホコリを吸着しやすい
天然木の幹幹だけ本物の木を使う仕様で、太さのむらや樹皮の質感が出る重量が増え、個体差がある

エントリー帯と上位帯で何が変わるかというと、多くはこの材質と加工の差です。

同じ樹種でも、PVCの単色成型か、PE成型でマット加工まで入っているかで見え方が変わり、長持ちのしかたも違ってきます。

ただし素材表示が書かれていない商品も少なくありません。

表示が見つからないときは、葉のアップ写真で光沢の出方を確かめるのが現実的な代わりの手段です。

本物みたいに見える造花の条件

葉脈と表面の処理

葉脈が型押しで立体的に入っているかどうかで、近くから見たときの印象が決まります。印刷だけのものは平面的に見え、さらに光沢が強いほど人工物だと分かりやすくなるため、マット加工でテカりを抑えた商品を選んでください。

色のむらと枝の分岐

1枚の葉の中に濃淡が付いているかも確認したい点です。

単色のべた塗りは安く見える最大の要因で、色数が増えるほど生花や本物の葉に近づきます。

枝も、1本の軸に葉を刺しただけの構造は不自然に見えるので、複数方向に分かれているかを写真で追ってください。

葉の枚数が少ないと、隙間から芯材が透けます。

鉢の中と土の見せ方

鉢の中が樹脂むき出しのままか、化粧砂や人工苔で隠してあるかでも印象が変わります。

むき出しの場合は、後から砂やバークを足せば済む話なので、致命的な欠点ではありません。

なお商品写真は加工されていることがあり、写真だけで判断するのは避けたいところです。

購入者のレビュー写真とサイズ表記を併せて見ると、実物との差が読み取りやすくなります。

造花のサイズ表記と花器・鉢の考え方

全高は一般に鉢底から葉先までの高さを指します。

同じ120cm表記でも葉の張り出しで占有面積は変わるので、幅・奥行き・鉢の直径も併せて確認してください。

設置場所は高さだけでなく水平方向も測っておくと、置いてから通路が狭くなる事態を避けられます。

大型の造花は梱包時に葉を畳んでいる商品が多く、開封後に葉を広げると表記より大きく見えます。

届いてすぐ「思ったより小さい」と感じても、1枚ずつ広げて角度を散らしてから判断するといいでしょう。

反対に、広げきると想定より場所を取ることもあります。

鉢付きか別売りか

鉢付きの造花はそのまま置けますが、付属の鉢は樹脂製の簡素なものが多く、インテリアの雰囲気と合わない場合があります。

幹だけの単品や枝物を買って花器を自分で選ぶ方法もあり、水を入れる必要がないぶん、器の素材は自由に選べます。

ただし軽い器だと背の高い造花では倒れやすいので、砂や砂利を入れて重さを足してください。

器との合わせ方は造花のインテリアで生花に見せる置き方と器の合わせ方で解説しています。

置き場所別に見る造花の飾り方

造花は水やりも日照も要らないため、生花や本物の観葉植物が育たない場所こそ向いています。窓のない玄関や北向きの廊下、トイレの棚のように、生きた植物では枯らしてしまう場所が第一候補です。

玄関・トイレ・洗面

面積が狭いので、30cm前後の小ぶりなアレンジか、枝物を1本挿す形が収まります。ホコリがたまりやすい場所でもあるため、葉の枚数が多すぎない商品のほうが手入れは楽になります。

リビング

床置きの大型は視線が集まるので、材質と幹の作りに差が出ます。

天然木の幹を使った仕様は太さのむらが出て、離れて見ても本物との差が縮まります。

本物の観葉植物と迷っている段階なら、造花の観葉植物と本物の選び分けの基準で解説しています。

店舗・オフィス

不特定多数が利用する建物の内装装飾では、防炎性能のある物品を求められる場合があります。

消防法にもとづき、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付されます。

必要かどうかは用途・規模・自治体で変わるので、公益財団法人日本防炎協会の情報と、所轄の消防署に確認してください。

屋外で造花を使うときの条件

屋外でも使えますが、条件が付きます。

UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

屋外用と書かれた造花でも、直射日光が長時間当たる場所では退色が進み、樹脂が硬くもろくなっていきます。

もう一つの敵は風です。

葉が飛ぶ、鉢ごと倒れるという事故が起きるため、鉢に砂や砂利を入れて重量を足し、結束バンドやワイヤーでフェンスや支柱に固定してください。

置く面を選べるなら、南向きの直射より、建物の陰になる面のほうが長持ちします。

屋外の造花は屋内より寿命が短いと考えて、消耗品として扱うのが現実的です。玄関ポーチやベランダで通年使うなら、色が抜けても目立ちにくい濃い緑や、退色が分かりにくい枝物から試すという選び方もあります。

造花の手入れと買い替えの目安

手入れの中心はホコリ落としです。

ホコリは葉の表面と付け根にたまるので、ハンディモップで表面を払い、付け根はエアダスターかドライヤーの冷風で吹き飛ばします。

半年に一度ではなく、月1回程度の頻度で軽く払うほうが、こびり付きを防げます。

水洗いできるかどうか

水洗いの可否は材質と加工で変わります。

プリント仕上げの花びらや後述の光触媒加工品は、洗剤や水で加工が落ちる場合があるため、まず取扱表示を読んでください。

表示に記載がないときは、目立たない葉の裏で試してから全体に広げると安全です。

光触媒加工の造花の扱い

光触媒は酸化チタンなどを表面に加工し、光が当たると触媒反応が起きる仕組みで、消臭・抗菌をうたう商品に使われます。

光が届く場所で働く加工なので、暗い場所では期待できません。

可視光応答型と紫外線応答型があり、効果の程度は商品と環境で変わります。

加工が落ちる恐れがあるため、水洗いより乾いた手入れを基本にしてください。

買い替えのサインは、退色・毛羽立ち・葉の脱落の3つです。1本の枝だけ傷んだ場合は、その枝を抜いて差し替えれば全体を替えずに済みます。

造花を買う場所の選び分け

実店舗で見る価値が高いもの

葉のテカり、幹の作り、鉢の質感、重量は写真では分かりません。

とくに1m超の大型は実物確認の価値が高いので、店頭で葉を触って厚みを確かめてください。

サイズ展開から探すならニトリのフェイクグリーンのサイズ展開と注意点、定番シリーズを比べるならIKEAのフェイクグリーンの定番シリーズと選び方で解説しています。

100均で買えるもの

均一価格帯の店では、小さいサイズと部材(葉単体・枝単体)が中心です。

単体で置くよりも、複数を組み合わせてアレンジする使い方に向いています。

ダイソーの造花で買える種類と使いどころセリアの造花とダイソーの選び分けの基準で解説しています。

通販で選ぶとき

通販はサイズと種類の幅が広く、大型も配送してもらえます。

素材表示と寸法表記が細かく書かれている店を選ぶと、外れを引きにくくなります。

見極め方はフェイクグリーンの専門店を通販で選ぶ基準で解説しています。

なお取扱いは店舗と時期で変わるため、在庫は各店で確認してください。

風水と仏事で造花を扱うときの前提

風水の解釈は流派によって異なり、統一された公式見解はありません。

造花を「気が動かないもの」として避ける考え方がある一方で、枯れた植物を置くほうが良くないとして人工物を許容する考え方もあります。

気になる場合は、玄関やリビングだけ本物にする、置き場所を変えるといった折り合いのつけ方もできます。

仏事は宗派・寺院・霊園でルールが違います。

生花のみと定めている霊園もあるので、全国一律で造花なら大丈夫とは言えません。

確認先は霊園の管理事務所、菩提寺、墓所を管理する石材店です。

仏壇に供える場合は左右一対が基本で、色や本数の慣習は四十九日までと以降、法要と月命日で変わり、地域差もあります。

神棚に供える榊(さかき)は神道の常緑樹で、仏壇には用いません。

仏教で用いるのは樒(しきみ)で、浄土真宗ではこれを供える慣習があります。

樒は実などに有毒成分を含む植物として知られており、小さな子どもやペットがいる家で人工物に替える動機になります。

お盆は8月13日〜16日を中心とする地域と7月に行う地域があり、彼岸は春分・秋分の日を中日とする各7日間です。

準備は前もって進めてください。

よくある質問

造花と生花はどう使い分けるといいですか

日が入らない場所と手入れの時間が取れない場所は造花、来客時や仏事など短期間だけ飾る場面は生花という分け方が現実的です。両方を同じ器に混ぜる飾り方もできますが、生花の水に造花の枝を長く浸けると汚れが移るので、仕切りのある花器を使ってください。

100均の造花でも本物みたいに見えますか

単体では葉の枚数が少なく、色も単調なものが多いため、そのままでは人工物と分かりやすいです。

数本まとめて密度を上げ、鉢の中を化粧砂や人工苔で隠すと印象は変わります。

1m級の大型を1本で見せたい場合には向きません。

造花は洗ってもいいですか

材質と加工次第です。

PEやPVCの葉ものはぬるま湯で流せるものが多い一方、プリント仕上げの花びらと光触媒加工品は加工が落ちる場合があります。

取扱表示を読み、記載がなければ目立たない場所で試してください。

店に飾る造花には防炎ラベルが必要ですか

必要になる場合があります。

消防法では一定の物品に防炎性能が求められ、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付されます。

物件ごとの判断は用途・規模・自治体で異なるので、所轄の消防署に問い合わせてから発注してください。

アーティフィシャルフラワーは造花より長持ちしますか

再現度を狙った層なので材質と加工の質は高い傾向ですが、耐久性は置き場所で決まります。

直射日光の当たる窓辺なら、どの造花でも退色は進みます。

長く使いたいなら、日が直接当たらない位置に移すほうが差が出ます。

まとめ

造花選びは、材質(PE・PVC・ポリエステル生地・天然木の幹)、葉脈の型押しとマット加工、鉢底から葉先までの全高という3点で判断すれば大きく外しません。

屋外に置くならUV加工と固定、店舗に飾るなら防炎ラベルの確認が加わります。

手入れは月1回のホコリ落としを基本に、水洗いの可否だけ取扱表示で確かめてください。

ぜひ本記事の判断軸を参考に、置き場所から逆算して造花を選び、生花では枯れてしまう場所にも緑と花を飾ってください。

この記事を書いた人

枯れないフェイクグリーン 編集部

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