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フィカスのフェイクグリーン|品種ごとの葉の違いと選び方

フィカスのフェイクグリーン|品種ごとの葉の違いと選び方

通販でフィカスのフェイクグリーンを探すと、ハート型の大きな葉のものと、小さな葉が枝先まで密生したものが、同じ「フィカス」という商品名で並びます。

フィカスはクワ科イチジク属の総称で、ウンベラータ、ベンガレンシス、アルテシーマ、ベンジャミナ、ゴムの木はすべてこの属に含まれるため、品種名の記載がない商品では何が届くのか分かりません。

流通サイズも卓上40cmから大型200cmまで品種によって幅があります。

最初に確認するのは、商品ページに品種名が書かれているかどうかです。

「フィカス」「フィカスツリー」だけの表記では葉の形も樹形も特定できないので、写真の葉のかたちから品種を推定するしかありません。

本記事では、フィカスの品種ごとの葉の違いと、フェイクグリーンを選ぶときの見分け方を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フィカスのフェイクグリーンが選ばれる理由

フィカスは本物でも育てやすい部類に入りますが、それでも室内に置くと弱点が出ます。

日照が足りないと下の葉から落ち、寒さや水やりのリズムが崩れたときにも落葉するため、大型のウンベラータやベンガレンシスは、下半分が枝だけになった姿になりやすい植物です。

落ちた葉を毎回拾う手間もかかります。

人工物に置き換えると、落葉と水やりの管理がまとめてなくなります。

葉の数と付く位置が変わらないので、買った日の樹形がそのまま保たれ、窓から離れた壁際やテレビの横といった光の届かない場所にも置けます。

ゴムの木のように葉が厚く大きい品種は本物だと葉水と拭き掃除が要りますが、人工物ならホコリを落とすだけで済みます。

土を使わない仕様であればコバエの発生源にもなりません。

本物と人工でどちらを選ぶかの判断軸は、観葉植物のフェイクグリーンと本物を比べる記事で解説しています。

品種ごとに違うフィカスの葉のかたち

フィカスの人工物選びは、品種の見分けから始まります。同じ属でも葉の大きさが数センチから20cm超まで開き、樹形も直立するものと枝垂れるものに分かれます。

品種葉の特徴樹形
ウンベラータハート型の大きな葉。葉脈が太く浮き出る幹が曲がり、上部に葉が集まる
ベンガレンシス丸みのある卵形。白っぽい葉脈が目立つ白灰色の幹。上に広がる
アルテシーマ細長めで黄緑色の斑(ふ)が入る直立気味で葉が全体に付く
ベンジャミナ小さく先のとがった葉が密生細枝が枝垂れる。編み込み幹もある
ゴムの木(エラスティカ)厚く光沢のある濃緑の楕円葉太い幹で直立

写真から品種を推定するときは、葉の付け根を見てください。

ウンベラータは長い葉柄(ようへい)の先に大きな葉が1枚ずつ離れて付き、ベンジャミナは短い葉柄で枝に沿って連続して付きます。

この差が分かれば、商品名が「フィカス」だけでも中身は絞れます。

本物に近く見えるフィカスのフェイクグリーンの条件

葉脈の型押し

ウンベラータとベンガレンシスは、本物でも葉脈が太く盛り上がって見える品種です。

人工物で型押しが入らず葉脈が印刷だけになっていると、近くで見たときに平面的な板に見えます。

商品写真を拡大し、葉の表面に凹凸の影が出ているかを確かめてください。

1枚の葉の中の色むら

ベンガレンシスの葉脈は白に近い色で、葉身の緑との差がはっきり出ます。

人工物が単色のべた塗りだとこのコントラストが消えるため、品種の特徴そのものがなくなります。

アルテシーマも黄緑の斑が入る品種なので、斑の縁がぼやけて濃淡がつながっているものほど本物に近く見えます。

表面の光沢の扱い

フィカスのなかでゴムの木だけは本物が強い光沢を持つため、テカりがあっても不自然になりません。

ただし葉の全面が同じ角度で均一に光る仕上げは人工物と分かりやすく、反対にウンベラータやベンガレンシスは本物がややマットなので、光沢の強い品を選ぶと質感が合いません。

品種と表面処理の組み合わせで見え方が変わります。

葉の枚数と枝の分岐

ベンジャミナは本物が小さな葉を数百枚つける品種で、人工物で枚数が足りないと枝の芯材が透けて見えます。

枝が1本の軸から放射状に出ているだけの構造も不自然なので、二段以上に分岐して葉の向きが散っているものを選んでください。

ウンベラータは逆に葉が大きく数が少ないため、1枚ごとの角度が全部同じだと造り物に見えます。

サイズごとの向き不向き

フェイクグリーンの全高は、一般に鉢底から葉先までの高さです。同じ表記でも葉の張り出し方で占有面積が変わるため、高さだけでなく幅・奥行き・鉢の直径も併せて確認してください。

卓上(40〜60cm)

棚やカウンターに置くサイズです。

ウンベラータは葉が大きいので、この高さだと葉が3〜5枚しか付かず、株全体のバランスが取りにくくなります。

卓上で選ぶならベンジャミナやアルテシーマのように葉が小さめの品種のほうがまとまります。

中型(80〜120cm)

床置きの下限になる高さで、ソファの脇やテレビボードの横に収まります。フィカスはこの帯の品数がいちばん多く、ウンベラータやベンガレンシスなら葉が10枚前後付いてボリュームが出ます。

大型(150〜200cm)

部屋の角や玄関の正面に置いて一本で成立させるサイズです。

人の目線と葉の位置が近くなるので、葉脈の型押しと幹の質感の差がそのまま目に入ります。

高さ別の選び方は大型フェイクツリーの高さ別の選び方で解説しています。

フィカスのフェイクグリーンの素材と幹の作り

葉の素材はPE(ポリエチレン)とPVC(塩化ビニル)に大きく分かれます。

PEは葉の型に樹脂を流して成型するので葉脈や厚みを立体的に出しやすく、手触りも本物寄りですが、単価はPVCより上がります。

PVCは安価に量産できるぶん表面が光を強く反射しやすく、ウンベラータのように葉が大きい品種ほどテカりが面積として目立ちます。

商品ページに素材の表示がないことも多いので、書かれていない場合は写真の光り方で判断してください。

幹は樹脂成型のものと、天然木を使うものがあります。

ベンガレンシスは本物の幹が白灰色でざらついた質感を持つため、樹脂に塗装した幹だと色が均一すぎて浮きます。

天然木の幹は太さのむらと樹皮の凹凸が出るので、大型ほど印象が変わりますが、重量が増えて個体差も出ます。

ベンジャミナには幹を三本編みにした仕様があり、この編み込みの締まり具合で見え方が決まる点はパキラと共通で、編み込み幹のリアルさを判断する基準で解説しています。

鉢の中の処理も確認してください。樹脂の台座がむき出しのものは真上から見たときに人工物と分かるので、化粧砂や人工苔で隠してある仕様、または自分で砂を足せる仕様のほうが自然に見えます。

フィカスのフェイクグリーンを置く場所

フィカスは葉が上部に集まる樹形が多いため、腰より高い位置に葉が来る配置が向きます。

リビングならソファの背後や部屋の角、オフィスなら受付カウンターの横やパーティションの端で、床から天井までの空間の縦の抜けを埋める使い方になります。

ウンベラータは幹が曲がる樹形なので、壁からやや離して曲がりの見える向きに置くと形が生きます。

避けたいのは、窓に面した直射日光の当たる場所です。

UV加工は退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

西向きの窓際に長期間置くと、葉の上面だけが白っぽく抜けていきます。

屋外やベランダも同じで、屋外対応品でも劣化が遅くなるだけなので、雨風で葉が飛ばないようワイヤーで固定し、鉢に重量を足す対策が必要です。

店舗・オフィス・宿泊施設の内装として置く場合は、防炎の扱いを確認してください。

消防法にもとづき一定の物品には防炎性能が求められ、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付きます。

必要かどうかは建物の用途・規模・自治体で異なるため、所轄の消防署または公益財団法人日本防炎協会に確認するのが確実です。

大きい葉のフィカスで起きやすいホコリと型崩れ

ウンベラータやゴムの木は1枚の葉の面積が広く、上を向いた葉の表面にホコリが層になって乗ります。

乗ったまま放置すると緑がくすんで人工物らしさが増すので、ハンディモップで月に1〜2回、葉の付け根から葉先へ向かってなでてください。

葉と枝の接合部にたまった分はエアダスターかドライヤーの冷風で飛ばします。

水拭きの可否は素材と加工で変わります。

光触媒加工品やプリント仕上げは水や洗剤で加工が落ちる場合があるため、取扱表示を確認し、目立たない下の葉で試してから広い面に進めてください。

光触媒は酸化チタンなどを表面に加工したもので、光が当たる環境で反応が起きる仕組みです。

暗い場所では働かないので、消臭をうたう商品を窓のない場所に置いても条件が合いません。

型崩れは開封直後に整えます。

フィカスの大型品は葉を幹側に畳んだ状態で梱包されるものが多く、開けたまま置くと片側に葉が寄って見えます。

1枚ずつ根元を持って外へ開き、葉の向きを上向き・横向き・やや下向きに散らすと自然な樹形に近づきます。

ワイヤー入りの枝であれば、枝そのものの角度も左右に振ってください。

退色や葉の脱落が出てきたら買い替えの目安で、屋外に置いたものは屋内より早く傾向が出ます。

よくある質問

「フィカス」としか書かれていない商品はどう判断すればよいですか

写真の葉のかたちで判断してください。

大きなハート型ならウンベラータ、白い葉脈の入った丸い葉ならベンガレンシス、小さくとがった葉が密生していればベンジャミナです。

厚みのある光沢の楕円葉ならゴムの木の系列で、これで絞れないときは販売者に品種を問い合わせるのが確実です。

ウンベラータとモンステラはどちらが選びやすいですか

葉の再現の難しさで比べると、ウンベラータは葉脈の盛り上がりが再現の焦点になり、モンステラは葉の切れ込みの形が焦点になります。

モンステラは1枚の葉が大きいため株全体の葉数が少なくても成立します。

リアルなモンステラの葉の選び方で解説しているので、比較して決めてください。

フィカスのフェイクグリーンに季節性はありますか

ありません。

フィカスは常緑で本物にも紅葉や落葉期の見た目の変化がないため、人工物も通年そのまま置けます。

飾る時期を選ぶ必要がある花ものとは扱いが違います。

量販店でもフィカスは扱っていますか

取扱いは店舗と時期によって変わるため、事前に確認してください。

実店舗では葉のテカり、幹の塗装、鉢の重さといった写真で分からない部分を確かめられるので、大型を買うときほど足を運ぶ価値があります。

サイズ展開の傾向はニトリのフェイクグリーンの選び方IKEAの定番シリーズの注意点で解説しています。

まとめ

フィカスのフェイクグリーン選びは、品種の特定から始まります。

ウンベラータの太い葉脈、ベンガレンシスの白い葉脈と灰色の幹、アルテシーマの黄緑の斑、ベンジャミナの葉の密度、ゴムの木の厚みと光沢は、それぞれ再現の焦点が違うので、同じ「フィカス」という表記でも見るべき箇所が変わります。

そのうえで素材表示、全高と幅、鉢の中の処理、置き場所の日当たりを確認すれば、届いてから浮くことは減ります。

ぜひ本記事の品種ごとの見分け方を参考に、置きたい場所に合う一本を選んでください。

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