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フェイクグリーンで消臭|光触媒の仕組みと選ぶ基準と限界

フェイクグリーンで消臭|光触媒の仕組みと選ぶ基準と限界

「光触媒加工」と書かれたフェイクグリーンを前に、本当ににおいが取れるのか迷う場面があります。

光触媒は酸化チタンなどを葉の表面に加工したもので、光が当たると触媒反応が起きる仕組みです。

裏を返せば、光の届かない棚の奥や消灯後の部屋では反応が起きないため、消臭を主目的に置くなら設置場所の明るさから決める必要があります。

加工のないフェイクグリーンには、においに働きかける仕組みそのものがありません。

同じ見た目の商品でも、加工の有無と置き場所の光量で意味が変わります。

本記事では、光触媒フェイクグリーンの仕組みと選ぶ基準、期待できる範囲の限界を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フェイクグリーンの消臭に期待していい範囲

フェイクグリーンそのものに消臭の働きはなく、消臭をうたう商品は表面に光触媒などの加工を施したものです。

まず、この2つを分けて考えてください。

加工のない普及帯の人工観葉植物は、においに対して何もしません。

加工品を選んだ場合も、条件で結果が変わります。

光が当たる窓際やリビングの照明下に置くのか、下駄箱の中や納戸のような暗い場所に置くのかで、反応が起きるかどうかが分かれるためです。

効果の程度は商品と環境によって異なり、「においが消えます」と言い切れる性質のものではありません。

そのうえで、置く価値がないわけではありません。

生活臭の発生源を処理したあとの補助として、または水やりのいらない植物としてインテリアに組み込む前提であれば、加工付きを選ぶ意味はあります。

逆に、ペットのトイレやゴミ箱のにおいを一台で解決する道具として買うと、期待と結果がずれます。

フェイクグリーン全般の種類や置き場所の考え方はフェイクグリーンとは何かと種類別の選び方で解説しています。

光触媒フェイクグリーンの仕組みと2つのタイプ

光触媒は、酸化チタンなどの物質に光が当たると触媒反応が起きる性質を利用した加工です。

葉や花の表面にこの加工を施し、消臭や抗菌をうたう商品が販売されています。

反応の条件は光であって、風でも水でもありません。

紫外線応答型と可視光応答型

光触媒には紫外線に反応するタイプと、可視光でも反応するよう設計されたタイプがあります。

紫外線応答型は屋外や窓際のように紫外線が届く場所を前提とするため、紫外線の少ないLED照明だけの部屋では条件を満たしにくくなります。

一方の可視光応答型は室内の照明下でも反応するように作られていますが、どちらであっても暗所では働きません。

加工されている面積で条件が変わる

反応が起きるのは加工された表面に光が当たっている部分だけなので、葉の枚数が少ない卓上サイズと、全高120cm前後の大型では表面積が大きく違います。

葉の裏側や鉢に隠れた下部は光が当たりにくく、加工があっても条件を満たしません。

商品ページに加工の範囲が書かれていない場合は、販売店に確認するのが確実です。

フェイクグリーンの消臭が期待できない置き場所

光が届かない場所では、加工品でも反応が起きません。

具体的には、下駄箱の内部、扉を閉めたクローゼット、窓のないトイレで消灯している時間、家具の陰になった床置きの位置が該当します。

においがこもりやすい場所ほど暗いという矛盾があり、そこが期待とずれる原因になります。

葉の表面にホコリが積もった状態も同じです。

加工面が覆われると光が届かず、見た目も同時に悪くなります。

半年に一度ではなく、月に1回程度は葉の表面と付け根のホコリを落としてください。

発生源が残っている場合も結果は出ません。

生ゴミ、排水口、ペットのトイレ、喫煙のように、においを出し続けているものがあれば、まず換気と発生源の処理が先です。

玄関のにおいが靴由来であれば、靴の乾燥と収納の見直しのほうが確実な対策になります。

消臭目的でフェイクグリーンを選ぶときの基準

見るべき点は4つあり、加工の表示、置き場所の光量、葉の表面積、手入れの可否です。順に条件へ当てはめると、買う前に判断できます。

確認する項目見方
加工の表示光触媒加工の記載があるか。紫外線応答型か可視光応答型かの記載があるとなお良い
置き場所の光量日中に自然光が入るか、夜間も照明が点いているか。窓なしの空間なら加工の意味は小さい
葉の表面積卓上の小鉢より、葉数の多い中〜大型のほうが加工面積は広い
手入れの可否水洗い可か、拭き取りのみか。取扱表示を確認する

素材も見た目に関わります。

PE(ポリエチレン)は葉脈を立体的に成型でき、マット加工でテカりを抑えた商品なら人工物に見えにくくなります。

PVC(塩化ビニル)中心の普及帯は光沢が強く出やすく、単色べた塗りの葉だと近くで安っぽく見えます。

何を省くと価格が下がるのかという構造は安いフェイクグリーンの価格が下がる理由で解説しています。

店舗やオフィスに置く場合は防炎の確認も加わります。不特定多数が使う建物の内装装飾では防炎物品を求められることがあり、必要かどうかは用途と規模、自治体で異なるため、公益財団法人日本防炎協会や所轄の消防署に確認してください。

光触媒フェイクグリーンの手入れで気をつける点

加工品の手入れは、ホコリを落とすことが中心になります。

ハンディモップで表面をなでるか、エアダスターやドライヤーの冷風で吹き飛ばす方法が手軽で、葉の付け根にたまった分も同時に落とせます。

温風は樹脂が変形するおそれがあるため使いません。

水洗いは商品によって可否が分かれ、光触媒加工やプリント仕上げは洗剤や擦り洗いで落ちる場合があります。

取扱表示を確認し、拭き取る場合も目立たない葉の裏で試してから全体に広げてください。

加工が落ちてしまえば、残るのは加工のないフェイクグリーンです。

直射日光が長時間当たる窓際では、退色と樹脂の脆化が屋内の他の場所より早く進みます。

UV加工は退色を遅らせるだけで止めるものではないため、光量を確保したい場合もレースカーテン越しの位置が現実的です。

屋外に出したときの色褪せの目安はフェイクグリーンの劣化と色褪せの対策で解説しています。

においが気になる人が取れる他の選択肢

換気が最も確実で費用もかかりません。

窓を2か所開けて空気の通り道を作るか、換気扇を回すだけで空間のにおいは薄まります。

フェイクグリーンはその補助であって、置き換えにはなりません。

本物の観葉植物という選択もありますが、水やりと日照の管理が必要になり、枯らせば逆に見た目が悪くなります。

土を使う以上、虫やカビの問題も出ます。

手入れの時間を取れないから人工の植物を選んだという事情があるなら、消臭は市販の消臭剤に任せ、フェイクグリーンは見た目の役割に絞るほうが噛み合います。

置き場所を変えるのも方法の一つです。

においがこもる暗い棚の中ではなく、光の入る玄関の腰高台や窓際の卓上に移すと、加工の条件を満たしやすくなります。

設置場所ごとの高さと鉢の選び方は卓上フェイクグリーンの高さと鉢の選び方、床置きを避けたい場合は吊り下げフェイクグリーンの飾り方で解説しています。

よくある質問

光触媒フェイクグリーンはトイレに置いても意味がありますか

照明が点いている間は光が当たるため条件を満たしますが、消灯中と窓のない個室では反応が起きません。滞在時間が短い空間では光の当たる時間も限られるので、見た目の要素として置き、においの対策は換気扇と消臭剤で行うほうが現実的です。

タバコやペットのにおいは取れますか

発生源が室内に残っている限り、フェイクグリーンだけで解決するのは難しいです。灰皿の処理、ペットのトイレの交換、布製品の洗濯を先に行い、そのうえで補助として使ってください。

光触媒の加工はどのくらい持ちますか

光触媒は反応そのもので消費される仕組みではありませんが、表面にホコリや油分が付くと光が届かなくなります。持続期間は商品と環境で異なるため、メーカーの記載を確認したうえで、定期的にホコリを落とす前提で考えてください。

消臭加工がない安いフェイクグリーンでも問題ありませんか

インテリアとして置くなら問題ありません。

加工の有無は見た目のリアルさとは別の話で、葉脈の型押しやマット加工、色の濃淡のほうが印象を左右します。

鉢の中が樹脂むき出しの場合は、化粧砂や人工苔で隠すと質感が上がり、フェイクグリーンの鉢の中身の隠し方と重さの足し方で解説しています。

まとめ

フェイクグリーンで消臭をうたう商品は、酸化チタンなどの光触媒を表面に加工したもので、光が当たる場所でだけ反応が起きます。

暗い棚の中や消灯後の部屋では条件を満たさず、葉にホコリが積もった状態でも同じです。

加工のない商品には、そもそもにおいに働きかける仕組みがありません。

選ぶときは、加工の表示、置き場所の光量、葉の表面積、水洗いの可否の4点を確認してください。

においの発生源が残っているなら、換気と発生源の処理が先で、フェイクグリーンはその補助です。

ぜひ本記事の判断基準を参考に、置き場所の明るさから逆算して選んでください。

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