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オフィスのフェイクグリーン|手入れ不要で置ける選び方

オフィスのフェイクグリーン|手入れ不要で置ける選び方

オフィスの窓際に置かれた鉢植えは、水やり当番が決まらないまま葉先から茶色くなっていきます。

人工の観葉植物に切り替えるなら、最初に決めるのは樹種ではなく、防炎ラベルの有無と設置面の実寸です。

消防法では一定の物品に防炎性能が求められ、オフィスや店舗のように不特定多数が利用する建物の内装装飾では防炎品を指定される場合があります。

そのうえで、デスク上なら全高20〜30cm、エントランスなら120〜180cmと、置き場所ごとに寸法の上限が変わります。

つまずくのは搬入後です。

梱包で葉を畳んである商品が多く、開封して葉を広げると幅が表記より張り出し、通路にはみ出したり引き出しの開閉に当たったりします。

高さだけを測って発注すると、置く場所が決まらないまま床に立てたままになります。

本記事では、オフィスにフェイクグリーンを置くときの選び方、寸法の測り方、倒れない固定方法を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

オフィスのフェイクグリーンに求められる条件

住宅と違ってオフィスでは、置いた本人以外の人が毎日その横を通ります。条件は4つあります。

防炎品を求められるかどうか

消防法にもとづき、カーテンやじゅうたんなど一定の物品には防炎性能が求められ、対象となる防炎物品には防炎ラベルが付されます。

店舗・オフィス・宿泊施設・高層建築物など、不特定多数が利用する建物の内装装飾では防炎品を指定されることがあります。

個別の物件で必須かどうかは用途・規模・自治体で変わるため、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)の情報を見たうえで、所轄の消防署とビルの管理会社に確認してください。

動線に張り出さないこと

執務室の通路はキャスター付きの椅子、台車、清掃のモップが行き交います。葉が10cm張り出すだけで、椅子を引いた人の背中が当たります。

空調の風が当たらないこと

天井カセット型の吹き出し口の真下は、常に風が葉を揺らす場所です。接着が弱い葉は脱落が早く、舞い上がったホコリも同じ場所に戻ってきます。

手入れの担当が決まること

水やりは不要ですが、ホコリ取りは残ります。

清掃業者の作業範囲に入るのか、総務が月1回まとめて拭くのかを先に決めてください。

人工の植物なら世話が一切消えるわけではありません。

フェイクグリーン全体の種類と選び方はフェイクグリーンとは?本物そっくりな種類と置き場所別の選び方で解説しています。

オフィスで置けるサイズの測り方

全高は一般に鉢底から葉先までの高さを指しますが、この数字だけでは置けるかどうか判断できません。オフィスで測るのは水平方向です。

置く場所目安の全高先に測る箇所
デスクの上20〜30cmモニター背面から机の奥行き端までの残り寸法
キャビネットや書庫の天板40〜80cm天板の奥行きと、天井や照明までの空き高さ
パーティションの上端20〜40cmパネルの厚み(フックの掛かり幅)
執務室の通路脇・柱まわり100〜150cm通路の有効幅から葉の張り出し分を引いた残り
エントランス・受付横120〜180cm鉢の直径と、搬入経路のドア幅・エレベーターの内寸

あわせて確認するのは幅・奥行き・鉢の直径の3点です。

商品ページに幅の表記がない場合は、全高の6割前後を張り出しの目安として見ておくと大きく外しません。

大型は搬入経路も先に測ってください。

エレベーターに入らず階段で運ぶことになると、幹や葉が擦れて折れます。

デスクからエントランスまで、向く形状と素材

卓上は鉢の直径から選ぶ

デスク上は面積が限られるので、鉢の直径8〜10cm程度で自立するものが扱いやすいです。

多肉植物やサボテンのように葉が上に伸びないタイプは、書類やキーボードの横でも張り出しません。

トゲの質感や鉢の選び方はサボテンのフェイクグリーンの選び方で解説しています。

間仕切りは高さと密度で決まる

島と島の間で視線を切る用途なら、着席時の目線を越える高さが必要になり、120cm前後から検討します。

葉の密度が低いと隙間から向かいの席が見えるため、枚数の多いものを選んでください。

視線を遮る高さと密度の考え方はフェイクグリーンで目隠しする際の高さと密度の基準、天井から吊って仕切る方法は吊るして空間を仕切るフェイクグリーンのカーテンで解説しています。

素材はPEとPVCで見え方が変わる

PE(ポリエチレン)は葉の型に樹脂を流して成型するため葉脈や厚みが立体的で、手触りも本物に近い層で使われます。

PVC(塩化ビニル)は安価に量産できる一方、表面が光を強く反射しやすく、蛍光灯やLEDの下ではテカりで人工物と分かりやすくなります。

来客の目に入るエントランスや会議室はPE中心、執務室の奥はPVCでも成立します。

エントランスに大型を置くなら、幹だけ天然木を使った仕様も候補です。

樹皮の質感と太さのむらが出ますが、重量が増えるため搬入と床の養生を先に考えてください。

オフィスで倒れない・落ちないための固定

床置きの大型は、鉢の中が発泡材だけだと軽くて簡単に倒れます。

鉢底に園芸用の重し石やレンガを入れ、その上を化粧砂や人工苔で隠すと、重心が下がって見た目も整います。

台車が当たる位置なら、鉢の背面を柱やキャビネットに寄せて逃げ場を作ってください。

パーティションに掛ける場合は、パネル上端の厚みに合うフックを使います。

厚み25mmのパネルに30mm用のフックを掛けると前後に遊びが出て、風や振動でずれ落ちます。

吊り下げ型は落下したときの位置も想定してください。

コピー機の給紙口やサーバー機器の真上は避けます。

賃貸オフィスは原状回復の義務があるため、壁と天井に穴を開ける前に管理会社の規約を確認してください。

穴を開けない選択肢は、パーティションのパネルへの掛け金具、突っ張り式のポール、キャビネット天板への置き型、粘着式フックの3タイプです。

粘着式は塗装面やクロスで剥離時に表面を持っていくことがあるので、目立たない場所で試してから使ってください。

フェンス状のパネルを立てる方法は賃貸でも使えるフェイクグリーンのフェンスの設置で解説しています。

オフィスのフェイクグリーンを安っぽく見せない配置

安く見える最大の要因は、1枚の葉が単色でべた塗りになっていることと、鉢の中の樹脂がむき出しになっていることです。

前者は買う前にしか直せませんが、後者は化粧砂や人工苔を足すだけで印象が変わります。

付属の白いプラ鉢のままなら、陶器の鉢カバーに入れ替えるのが手軽です。

配置は高さを3段に散らします。

床に120cm前後を1つ、キャビネット天板に40〜60cmを1つ、卓上に20cm台を1つという組み合わせで、視線が上下に動いて空間に奥行きが出ます。

同じ高さのものを等間隔に並べると、量が多いのに単調な雰囲気になります。

量は入口から見える範囲に絞ってください。

執務室全体に均等に配るより、エントランスと会議室の1角に密度を寄せたほうが、緑が印象に残ります。

開封後は畳まれた葉を1枚ずつ広げ、枝の角度を左右にずらす作業も欠かせません。

ここを省くと、正面から見たときに葉が同じ向きに揃って人工物だと分かります。

生活空間での配置の考え方はリビングのフェイクグリーンで生活感を消す配置でも解説しています。

オフィスで起きやすい失敗と回避策

窓際の日焼け

南西向きの窓際は西日が長時間当たり、屋内用の商品では半年から1年で葉の色が抜けます。

UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

ブラインドを下げる、窓から1m離す、窓際は退色しても目立たない濃い緑を選ぶ、といった逃げ方になります。

ホコリとにおいの吸着

葉の表面と付け根にホコリがたまるので、ハンディモップかドライヤーの冷風で月1回落としてください。

ポリエステルや布地の葉はホコリを吸着しやすく、給湯室や休憩スペースのように飲食のにおいがこもる場所では汚れが早く出ます。

水洗いは素材と加工によって可否が変わり、光触媒加工やプリント仕上げは加工が落ちる場合があるため、取扱表示を先に読んでください。

光触媒への期待のかけすぎ

光触媒は酸化チタンなどを表面に加工し、光が当たると触媒反応が起きる仕組みで、消臭や抗菌をうたう商品に使われます。

働くのは光が当たる環境で、窓のない会議室や書庫のような暗所では期待できません。

可視光応答型と紫外線応答型があり、効果の程度は商品と環境で変わるため、においが消える前提で導入する判断は避けてください。

防炎ラベルの確認漏れ

入居後の消防点検で内装装飾品を指摘され、置いたものを撤去することになる例があります。導入前にビルの管理会社へ、防炎品の指定があるかを問い合わせてください。

よくある質問

オフィスのフェイクグリーンに防炎ラベルは必ず必要ですか

全国一律では決まっていません。

用途・規模・自治体で扱いが変わるため、日本防炎協会の情報を確認したうえで、所轄の消防署とビルの管理会社に問い合わせてください。

防炎品が指定されている物件では、商品ページに防炎ラベル付きと明記されたものから選ぶ必要があります。

会議室のにおい対策として光触媒タイプを選べますか

選ぶことはできますが、においが消えると考えないでください。

光触媒は光が当たる環境で反応する加工で、窓のない会議室では条件を満たしません。

窓があり日中に光が入る部屋であれば候補になりますが、換気の代わりにはなりません。

手入れはどのくらいの頻度で必要ですか

ホコリ取りは月1回が目安で、空調の吹き出し口の近くや窓を開ける部屋ではもう少し短い間隔になります。

退色、葉の毛羽立ち、葉の脱落が出てきたら買い替えの時期です。

屋内でも窓際に置いたものは寿命が短くなります。

ネット通販だけで大型を決めても大丈夫ですか

葉のテカり、幹の作り、鉢の質感、重量は写真では分かりません。

エントランスに置く120cm以上の大型は、実店舗で1点でも同じ素材の実物を見てから発注すると失敗が減ります。

通販はサイズと種類の幅が広く配送も頼めるので、素材の当たりを実物で付けてから型番を選ぶ進め方が現実的です。

まとめ

オフィスの人工観葉植物は、防炎品の指定があるかをビルの管理会社と消防署に確認することから始まり、設置面の奥行きと通路の有効幅を測って全高を決める順番で選ぶと外しません。

来客の目に入る場所はPEで葉脈と色のむらがあるもの、執務室の奥はPVCでも成立します。

床置きの大型は鉢底に重しを足し、賃貸オフィスでは穴を開けない固定方法を選んでください。

ぜひ本記事の寸法の測り方と固定の考え方を参考に、置いた翌週も動かさずに済む場所から決めてみてください。

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