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フェイクグリーンのパネル|壁一面を作る枚数と施工の手順

フェイクグリーンのパネル|壁一面を作る枚数と施工の手順

通販の写真では壁一面が緑で覆われているのに、届いた箱を開けると50cm角ほどのユニットが数枚入っているだけ、という状況が起きます。フェイクグリーンのパネルは1枚が一辺40〜60cm程度の連結ユニットで、幅180cm×高さ90cmの壁を埋めるなら50cm角で8枚、40cm角では15枚が必要になります。

枚数を読み違えると、緑の面の端に壁紙が数センチだけ細く覗いて、かえって作り物らしく見えます。

壁の実寸を測るより先に確認したいのは、連結したときの1枚分のピッチです。

本記事では、フェイクグリーンのパネルの寸法の見方から枚数の出し方、賃貸でも使える固定方法までを解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フェイクグリーンのパネルで見るべき寸法

鉢植えタイプなら全高(鉢底から葉先まで)が主役の寸法ですが、パネルで見るのは縦・横・奥行きの3つです。

縦横は樹脂ベースの外形で、40cm角や50cm角、40×60cmといった規格が中心になります。

見落としやすいのが奥行きで、葉が重なった厚みの分だけ壁から手前に出ます。

厚みは商品によって3〜7cmほど違い、玄関のドアの開閉範囲や、廊下の通行幅に影響します。

もう1つ確認したいのが連結ピッチです。

パネルの四辺にはツメや穴が付いていて、隣同士を差し込んで固定する構造が多く、その重なり分だけ1枚あたりの有効幅が表記より小さくなる商品があります。

50cm角を4枚横に並べても200cmにならず、195cm前後で収まることがある、と考えておくと安全です。

仕様表に連結後の寸法が書かれていない場合は、表記寸法の合計から数センチ引いて計算し、端の余りは1枚多めに用意して埋めてください。

壁の面積からフェイクグリーンパネルの枚数を出す

計算は単純で、壁の幅をパネル1辺で割って切り上げ、高さも同じように割って切り上げ、その2つを掛けます。

切り捨てにすると必ず足りません。

よく使われる範囲を並べると次のようになります。

覆う範囲40cm角パネル50cm角パネル
幅90×高さ90cm9枚(3列×3段)4枚(2列×2段)
幅180×高さ90cm15枚(5列×3段)8枚(4列×2段)
幅180×高さ180cm25枚(5列×5段)16枚(4列×4段)
幅240×高さ180cm30枚(6列×5段)20枚(5列×4段)

はみ出した分は、樹脂ベースをニッパーや園芸用のハサミで切って合わせられる商品があります。

切断の可否と切り口の処理方法は商品表示で確認してください。

壁全面ではなく一部だけ緑にする使い方なら、2列×3段の6枚から視覚的なまとまりが出ます。

1枚や2枚では点にしか見えないので、その用途では卓上フェイクグリーンの高さと鉢の選び方のような置き型を検討したほうが早いです。

パネルの構造と素材で変わる重量と見え方

ベースの構造

多くのパネルは、格子状の樹脂ベースに葉や枝を差し込んで固定した作りです。

格子の目が粗いほど軽く、葉の密度が下がります。

裏側から見て格子がスカスカに見えるものは、正面からも下地の黒い樹脂が透けやすいと考えてください。

葉の素材

葉はPE(ポリエチレン)とPVC(塩化ビニル)が中心です。

PEは葉の型に樹脂を流して成型するため葉脈や厚みが立体的に出る

一方、PVCは安価に量産できるものの表面が光を強く反射し、テカりで人工物だと分かりやすくなります。

壁一面に施工すると同じ葉が何十枚も並ぶので、1枚では気にならないテカりが面全体で目立ちます。

素材表示が無い商品では、レビュー写真の反射の出方を見て判断してください。

1枚の重量と合計

パネル1枚は数百グラムの商品が多く、単体では軽く感じます。

ただし15枚なら15倍で、1枚500gと仮定すると7.5kgになります。

壁に留める前に、商品表記の重量へ必要枚数を掛けた総重量を出しておいてください。

フェイクグリーンパネルが安っぽく見えない条件

粗が出る場所は決まっていて、下地の透け、継ぎ目の直線、葉の単色感の3つです。

下地の透け

葉の密度が足りないと、格子と壁紙の白が隙間から見えます。

白い壁に施工するときは、パネルの下に黒い不織布や黒の養生シートを1枚敷くと、隙間が影に見えて奥行きが出ます。

葉を後から足せる商品なら、透けた箇所に枝単体を差し込んで埋める方法もあります。

継ぎ目の直線

同じ向きで並べると、葉の流れが一定周期で繰り返されて格子の目が浮きます。

1枚おきに90度回して並べると、繰り返しが崩れて自然に見えます。

上端と側端は切りっぱなしの直線が残るため、境界に別種の葉ものを重ねるか、上から垂れる植物を掛けて輪郭をぼかしてください。

垂らす長さの選び方は垂れ下がるフェイクグリーンの長さ別の見え方で解説しています。

色と質感

1枚の葉の中に濃淡が付いているかどうかで印象が変わります。

単色べた塗りは安く見える最大の要因で、面積が広いパネルではその差が拡大します。

マット加工でテカりを抑えたものを選び、複数の葉種が混ざったタイプを使うと、単調さが消えます。

ほかの安っぽさ対策は安っぽく見せないフェイクグリーンの選び方でも解説しています。

フェイクグリーンパネルの施工手順と固定方法

下地を作る

壁に直接留めるのではなく、下地を先に用意すると仕上がりが安定します。

有孔ボードやワイヤーメッシュを壁に固定し、そこへパネルを結束バンドで留める方法が確実です。

壁に穴を開けられないなら、突っ張り式の柱を2本立てて横板を渡し、その面に留めます。

床で連結してから持ち上げる

パネルは床で2〜3枚ずつ連結し、その塊を壁に留めていきます。

壁の上で1枚ずつツメを合わせようとすると、手が塞がって落としやすくなります。

並べる向きも床で決めておくと、貼り直しが減ります。

賃貸での固定と耐荷重

石膏ボード用のピンフックや、はがせる両面テープを使う場合は、フックやテープの耐荷重表記を確認してください。

総重量7.5kgのパネルを支えるなら、耐荷重の合計は15kg以上、つまり実重量の2倍以上を目安に余裕を取ります。

両面テープは温度と湿度で粘着が落ちるので、直射日光が当たる面や浴室では使わないでください。

落下すると樹脂の破片が飛ぶため、寝る位置の真上や、ベッドのヘッドボード側は避けたほうが安全です。

寝室のフェイクグリーンの置き方では、落下しにくい配置を解説しています。

屋外と店舗で使うときの防炎とUV加工

店舗・オフィス・宿泊施設のように不特定多数が使う建物では、内装の装飾に防炎品を求められる場合があります。

対象となる防炎物品には防炎ラベルが付されるので、壁一面という大きな面積で使うなら、施工前に所轄の消防署へ確認してください。

判断は用途・規模・自治体で変わり、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)でも防炎の考え方が公開されています。

屋外のフェンスや塀に使う場合は、UV加工の有無を見ます。

UV加工は紫外線による退色を遅らせるもので、色褪せを止める加工ではありません。

直射日光が長時間当たる面では、退色と樹脂の脆化が屋内より早く進みます。

風の影響も大きく、パネル同士の連結だけでは1枚単位で外れて飛ぶことがあるため、四隅と中央を結束バンドやワイヤーでフェンスへ通して留めてください。

壁一面のフェイクグリーンの手入れとホコリ対策

パネルは面積が広く凹凸も多いので、ホコリは葉の表面と付け根の両方にたまります。

掃除は上の段から下へ進めるのが基本で、ハンディモップで表面をなでたあと、付け根の細かいホコリはエアダスターやドライヤーの冷風で飛ばします。

下から始めると、落ちたホコリで掃除済みの段が汚れて二度手間になります。

高さ180cmまで貼った場合、上2段は脚立が必要です。

掃除の頻度を落とすなら、施工時に上段だけ密度の高いパネルを使い、隙間を減らしておく方法があります。

水洗いは素材と加工で可否が変わり、光触媒(酸化チタンなどを表面に加工したもの)やプリント仕上げは水や洗剤で加工が落ちる場合があるので、取扱表示を見てから目立たない箇所で試してください。

退色や毛羽立ちが出た段だけを差し替えられるのが、パネルの利点です。

全面をやり直す必要はありません。

よくある質問

パネルは好きな大きさに切れますか

樹脂ベースの格子をニッパーや園芸ハサミで切れる商品があります。

ただし切断可否は商品によって異なり、切り口から葉が抜ける構造のものもあります。

仕様に記載が無ければ、切らずに端を家具や別の植物で隠す前提で枚数を決めてください。

天井に貼ることはできますか

自重が全部落下方向にかかるため、両面テープやピンフックでの天井施工はおすすめできません。

天井から緑を垂らしたいなら、フックと吊り具で支える専用の形状を選んでください。

吊り下げフェイクグリーンの飾り方で耐荷重の考え方を解説しています。

何枚あれば壁一面に見えますか

視線の高さを含む幅180cm×高さ90cmの範囲が埋まると、面として認識されます。

50cm角なら8枚が目安です。

人の背より高い位置まで伸ばすなら、幅180×高さ180cmで16枚を見込んでください。

パネルだけで部屋の緑は足りますか

壁が平面のまま緑になるので、奥行きは出ません。

床に置く鉢植えを1つ足すと立体感が生まれます。

大型を組み合わせる場合の寸法は150cm超の大型フェイクグリーンの選び方、狭い部屋での配置は一人暮らしの部屋でのフェイクグリーン配置で解説しています。

まとめ

フェイクグリーンのパネルは、壁の幅と高さをパネル1辺で割って切り上げるだけで必要枚数が出ます。

幅180cm×高さ90cmなら50cm角で8枚、40cm角で15枚です。

仕上がりを左右するのは、下地の透けを黒い布で消すこと、1枚おきに90度回して継ぎ目の周期を崩すこと、そして総重量の2倍以上の耐荷重で留めることの3点になります。

店舗で使うなら防炎ラベルの有無を所轄の消防署に確認し、屋外ならUV加工品を結束バンドで四隅から固定してください。

ぜひ本記事の枚数計算と固定方法を参考に、寸法を測るところから始めてください。

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