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大型フェイクグリーン|150cm超で失敗しない選び方の基準

大型フェイクグリーン|150cm超で失敗しない選び方の基準

大型フェイクグリーンの商品表記は、ほとんどが鉢底から葉先までの全高で、150cm・180cm・200cmという数字だけが並びます。

ところが置いてから困るのは高さではなく、葉の張り出しで決まる幅と奥行きです。

180cm級のフィカスやモンステラは枝を広げると幅70〜90cmを占めることがあり、廊下やソファの横に置くと通るたびに肩が当たります。

もう一段やっかいなのが、梱包の都合で葉を幹側に畳んである点です。

開封直後は細く見えるため、そのまま置き場所を決めると、葉を広げた翌日には想定より20cm以上太くなります。

本記事では、150cmを超える大型フェイクグリーンの寸法の読み方から、置き場所からの逆算、自立させる重量の足し方、手の届かない高さの手入れまでを解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

大型フェイクグリーンの寸法は全高・幅・鉢径の3つで見る

人工観葉植物のサイズ表記は高さだけが目立ちますが、設置できるかどうかは水平方向で決まります。買う前にメジャーで測るのは、全高・幅(奥行き)・鉢の直径の3つです。

全高は鉢底から葉先まで

全高は一般に鉢底から葉先までの高さを指すので、150cmの商品でも鉢が30cmあれば、葉が茂るのは膝上から上の120cm分だけになります。鉢が低くて幹が長いタイプと、鉢が深くて葉が高い位置から始まるタイプでは、同じ150cmでも見た目のボリュームが変わります。

幅と奥行きが占有面積を決める

幅の表記が無い商品も多く、その場合は葉の広がりが読めません。

商品写真で幹の太さと葉を見比べ、幹の直径の何倍まで葉が張り出しているかを見ておくと当たりを付けられます。

壁際に寄せる前提なら、奥行きは鉢の直径+葉の張り出し分で30〜50cmを見込んでおくと安全です。

鉢の直径と鉢カバー

付属鉢は直径20〜30cmが多く、そのまま置くと樹脂の質感が目立ちます。

鉢カバーに入れ替える人は、カバーの内寸が付属鉢の外径より2〜3cm大きいものを選んでください。

ぴったりだと入りません。

置き場所から逆算する大型フェイクグリーンの高さ

日本の住宅の天井高は2400mm前後が標準で、そこに200cmの植物を置くと天井までの余白が40cmしか残らず、空間が詰まって見えます。

葉先と天井の間は30cm以上、できれば50cm空けたいので、一般的な部屋では150〜180cmが扱いやすい範囲です。

吹き抜けや天井高2700mm以上のリビングであれば、200cm超でも圧迫感は出にくくなります。

次に見るのが動線です。

人がすれ違わない片側通路でも幅は600mm欲しいところで、廊下や玄関に置くなら、葉の張り出しを引いた残り幅が600mmを下回らないか確認してください。

ソファの横に置く場合は、座った人の頭の高さ(床から100〜110cm)に葉が来ると顔に当たります。

幹だけが伸びて葉が130cm以上から始まるタイプのほうが、ソファ脇には向きます。

部屋ごとの合わせ方は部屋別に合うフェイクグリーンの置き方の基準で解説しています。デスクや棚上に置く小型との組み合わせを考えている場合は、卓上フェイクグリーンの高さと鉢の選び方も参考になります。

150cm超のフェイクグリーンを自立させる構造と重量

大型で最初に起きる失敗が、鉢が軽くて倒れることです。

付属鉢の中身はポリスチレンの発泡材で幹を固定してあるもの、石膏で固めてあるもの、砂利や砂を詰めてあるものに分かれ、上に行くほど重く安定します。

発泡材だけの仕様は片手で持ち上がるほど軽く、葉が上に集まっている樹形だと重心が高くなり、ドアの開閉による風でも揺れます。

重さを足す方法は3つあります。

付属鉢の上に化粧砂や砂利を1〜2kg入れる、陶器の鉢カバーに入れ替える、鉢カバーの底に耐震ゲルや重りを敷いてから鉢を落とし込む、のいずれかです。

陶器鉢は本体だけで数kgあり、見た目の質感も上がるため、大型では効果的です。

幹が天然木の仕様は、太さのむらや樹皮の質感が出るぶん本物に近く見えますが、重量が増えて個体差もあります。壁付けの棚上や、床の弱い場所に置く予定なら、総重量の表記を先に確認してください。

安っぽく見えない大型フェイクグリーンの条件

粗は大型ほど目に入ります。150cm超では顔の高さに葉が来るため、卓上サイズなら気にならなかった作りが近距離で見えてしまいます。

幹の作りと枝の分岐

1本の軸に葉を刺しただけの構造は、正面から見ると平面的で、横から見ると幹だけが目立ちます。枝が複数方向に分かれ、上下で葉の付く角度が違うものを選ぶと、樹形として自然に見えます。

葉の密度と葉脈

葉の枚数が足りないと、隙間から芯材の針金や緑のテープが見えます。

葉脈が型で押されて立体的に入っているPE(ポリエチレン)の葉は手触りも本物に近く、印刷だけの葉は近くで見ると平面的です。

表面がマット加工でテカりを抑えてあるか、1枚の葉の中に濃淡が付いているかも、近距離での見え方を左右します。

単色のべた塗りは安く見える最大の原因です。

鉢の中の土の見せ方

樹脂や発泡材がむき出しの鉢は、それだけで人工物と分かります。

人工苔やバークチップ、化粧砂で表面を覆うと印象が変わり、費用も手間も小さく済みます。

この手の見せ方は安っぽく見せないフェイクグリーンの選び方でも解説しています。

搬入と開封後の型崩れの直し方

180cmの商品は箱の長辺が180cmを超えることがあり、集合住宅では玄関ドアの有効開口幅(多くが70〜80cm)とエレベーターの内寸で引っかかります。

階段しか無い建物では、踊り場で箱を回せるかが分かれ目になるので、幹を分割して梱包する仕様か、鉢と本体が別箱かを注文前に確認しておくと安心です。

斜めに立てて運べる長さかどうかも、箱の外寸から判断できます。

開封したら、畳まれた葉を1枚ずつ手で広げます。

枝の向きを上下左右に散らし、正面に集まった葉を後ろへ回すと、隙間が埋まって密度が出ます。

折れ癖が残った葉は、ドライヤーの温風を20〜30cm離して数秒当て、指で押さえながら冷ますと戻りやすくなります。

芯材に針金が入っている枝は、根元から少しずつ曲げてください。

一気に曲げると付け根が白く裂けます。

大型フェイクグリーンの固定と防炎ラベルの確認

床置きの大型は、倒れる方向を先に決めておくのが実際的です。

壁際に寄せて背面を壁に当て、鉢の後ろに耐震ゲルを敷けば、前方に倒れる力を受け止められます。

賃貸で壁に穴を開けられない場合は、家具と壁の間に鉢を挟む、幹をカラーボックスの側面に面ファスナーのベルトで留めるといった方法で固定できます。

ワイヤーで柱に留めるときは、幹に直接巻かず布を1枚かませてください。

玄関の外やベランダに出す予定なら、UV加工の有無を確認します。

UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

直射日光が長時間当たる場所では退色と樹脂の脆さが早く出るうえ、風で葉が飛び、背の高い鉢は倒れます。

屋外に置くなら鉢に重量を足し、直射を避けた面を選んでください。

店舗・オフィス・宿泊施設の内装装飾では、消防法にもとづいて防炎物品を求められる場合があり、対象品には防炎ラベルが付されます。個別の物件で必須かどうかは用途・規模・自治体で変わるので、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)の情報と所轄の消防署に確認してから発注するのが確実です。

手の届かない高さのフェイクグリーンのホコリ対策

150cmを超えると、上部の葉は脚立なしでは届きません。

ホコリは葉の表面と付け根にたまり、白く積もると一気に人工物らしく見えるので、伸縮式の柄が付いたハンディモップを1本用意しておくと、月に1度なでるだけで済みます。

付け根に入り込んだホコリはエアダスターかドライヤーの冷風で吹き飛ばし、下に新聞紙を敷いておけば掃除も楽になります。

水拭きや水洗いは素材と加工で可否が変わります。

光触媒(酸化チタンなどを表面に加工したもの)は光が当たる環境で反応が起きる仕組みですが、水洗いや洗剤で加工が落ちる場合があるため、取扱表示を先に読んでください。

プリント仕上げの葉も色が移ることがあるので、目立たない下側の葉で試してから全体に広げます。

半年に一度、葉の角度を組み替えながら全体を拭くと、退色の進み方も確認できます。

床置き以外に上部の空間を使いたいときは、天井から垂らす吊り下げフェイクグリーンの飾り方吊り鉢で飾るハンギングの選び方で耐荷重の考え方を解説しています。花ものを合わせる場合は造花の種類とインテリアでの飾り方も参考になります。

よくある質問

150cmと180cmはどちらを選べばいいですか

天井高2400mmの部屋で、床から天井までの余白を残したいなら150〜160cmが無理なく収まります。

ソファやテレビボードの横に置いて家具より高く見せたい場合は180cmを選んでください。

家具の高さが70〜80cmなので、150cmでは差が出にくくなります。

大型のフェイクグリーンは玄関に置けますか

置けます。

ただし玄関は通路幅が限られるため、葉の張り出しを引いた残りが600mm確保できるかを測ってください。

ドアの開閉で風を受ける場所なので、鉢に砂利や砂を1〜2kg足すか、陶器の鉢カバーに入れ替えて重心を下げると倒れにくくなります。

鉢が軽くて前に倒れます

鉢の中の発泡材が原因です。

化粧砂を上から入れる、鉢ごと陶器のカバーに落とし込む、カバーの底に重りを敷くという順に試すと、工具なしで安定します。

それでも揺れるなら、背面を壁に当てて鉢の後ろに耐震ゲルを入れてください。

光触媒加工の大型を暗い廊下に置いても意味がありますか

光触媒は光が当たる環境で反応が起きる仕組みなので、窓も照明もほとんど無い場所では期待できません。

可視光応答型と紫外線応答型があり、効果の程度は商品と環境で変わります。

加工の有無より、まず葉の質感と鉢の安定を優先して選ぶほうが失敗しません。

まとめ

大型フェイクグリーンで起きる失敗は、全高だけを見て買うことから始まります。

測るのは全高・幅(奥行き)・鉢の直径の3つで、天井までの余白は30cm以上、通路の残り幅は600mm以上を目安にしてください。

150cm超は顔の高さに葉が来るため、葉脈の型押しとマット加工、枝の分岐、鉢の中の見せ方で印象が大きく変わります。

倒れ対策は鉢に重量を足すのが最短で、店舗に入れるなら防炎ラベルの要否を消防署に確認しておくと後戻りがありません。

ぜひ本記事の寸法の測り方と重量の足し方を参考に、置き場所に合う一本を選んでください。

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