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本物そっくりな造花|見分けがつかない品の共通点と基準

本物そっくりな造花|見分けがつかない品の共通点と基準

花びらの反り方まで似せた造花と、遠目でも作り物と分かる造花は、店頭に並べて比べると数秒で見分けがつきます。差が出る場所はだいたい決まっていて、外弁が反って中心が巻いているか、花芯が粒として立体になっているか、1輪の中で色に濃淡があるか、ガクと葉の縁のギザギザが省略されていないか、茎が布巻きで節があるか、葉脈が型押しで入っているかの6点です。

やっかいなのは、この6点が商品写真では判別しにくいことで、加工された物撮り画像はどれも生花のように見えます。本記事では、本物そっくりな造花に共通する作りと、通販でその作りを見分けるための基準を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

本物そっくりな造花に共通する6つの作り

再現度の高い商品は、生花が持っている「不揃いさ」を省略せずに作ってあります。安価な商品はこの不揃いさを削ることで量産していて、削った箇所がそのまま作り物らしさとして残ります。

花びらの反りと巻き

生花のバラやシャクヤクは、外側の花びらが外へ反り、中心に近い花びらほど内へ巻きます。この向きの差が付いていない造花は、花びらが全部同じ角度で開いた円盤のように見えてしまいます。

花芯の立体感

花芯が粒として立ち上がっているか、印刷や小さな突起で済ませてあるかで、近くから見たときの印象がはっきり変わります。上から覗き込む位置に飾るなら、ここを最優先で見てください。

1輪の中の色の濃淡

単色のべた塗りは安く見える最大の要因で、生花は花びらの根元と先端、表と裏で色の濃さが違います。濃淡やわずかな色のむらが入っていれば、多少形が単純でも本物そっくりに見えます。

ガクと葉の縁

省略されやすいのがガクと、葉の縁のギザギザです。花だけ作り込んでガクが平たい樹脂の板になっている商品は、横から見た瞬間に作り物と分かります。

茎の布巻きと節

茎が布や紙で巻かれて節の膨らみが付いているものは、手に持ったときの質感まで生花に近くなります。緑色の樹脂パイプがそのまま出ている茎は、花瓶に挿したとき水面から上の部分で目立ちます。

葉脈の型押し

葉脈が型押しで立体的に入っているか、印刷だけかは、光を斜めから当てると分かります。印刷の葉は正面から見ると自然でも、角度を変えた瞬間に平面へ戻ってしまいます。

材質で変わる本物そっくりさ

素材は仕上がりの上限を決めます。PE(ポリエチレン)は葉の型に樹脂を流して成型するため葉脈や厚みを立体的に再現しやすく、手触りが本物に近い層で使われますが、PVCより単価は上がりやすいです。

PVC(塩化ビニル)は安価に量産でき、普及帯の多くがこれにあたります。弱点は表面が光を強く反射することで、蛍光灯の下でテカると人工物だと分かります。

花びらや薄い葉にはポリエステルなどの布地が使われ、柔らかさと透け感が出せる一方で、毛羽立ちと退色が出やすく、ホコリも吸着します。

布地の花はシルクフラワーと呼ばれることがありますが、素材表示はポリエステルと記載されている場合があります。

大型の樹木タイプでは幹だけ天然木を使う仕様もあり、樹皮の質感と太さのむらが出るぶん見え方が変わるものの、重量が増えて個体差も出ます。

商品ページに素材表示が無いことも多いので、判断に迷うときは表示の有無そのものを目安にしてください。

本物そっくりな造花が向く場面と向かない場面

手を伸ばせば届く距離で見る場所、たとえば玄関の靴箱の上や食卓の中央では、再現度の高い商品を選ぶ意味が大きいです。反対に、天井近くの棚や吹き抜けの上部など2m以上離れて見る位置では、花芯の作りよりも全体のシルエットと色数のほうが見え方を左右します。

屋外は条件が別で、UV加工は紫外線による退色を遅らせる加工であって、色褪せを止めるものではありません。

直射日光が長時間当たる場所では退色と樹脂の脆化が進むので、風対策として鉢に重量を足すか、ワイヤーで固定してください。

店舗やオフィス、宿泊施設の内装装飾では防炎物品を求められる場合があり、防炎ラベルの有無で選択肢が変わります。

個別の物件で必要かどうかは用途や規模で異なるため、公益財団法人日本防炎協会や所轄の消防署に確認するのが確実です。

仏壇やお墓に供える場合は、仏花に造花を使うときの基準とマナーの考え方で解説しています。

実店舗と通販で本物そっくりな造花を選ぶ違い

葉のテカり、幹の作り、鉢の質感、そして重量は、写真では分かりません。大型の観葉タイプほど実物確認の価値が高く、実店舗で1度触っておくと、通販の写真を見る目も変わります。

通販で確かめるべきは、まずサイズ表記です。

全高は一般に鉢底から葉先までの高さを指し、同じ表記でも葉の張り出しで占有面積が変わるため、幅・奥行き・鉢の直径も併せて見て、置き場所は水平方向も測ってください。

次にレビュー写真で、室内照明の下でどう写るかを確認します。

物撮り画像より情報量が多く、テカりと色の濃淡はここで判断できます。

梱包時に葉を畳んである商品が多いので、届いた直後に平たく見えても不良とは限りません。

取扱いは店舗や時期によって異なるため、同じシリーズが常に並んでいるとは考えないでください。

100均・専門店・総合通販の位置づけ

100均は均一価格帯の商品で、小さいサイズと、葉単体や枝単体といった部材が中心です。

1本をそのまま花瓶に挿すより、複数を組み合わせて量で見せるほうが向いていて、根元を器で隠せば作りの単純さは目立ちません。

品揃えの傾向は店によって違い、ダイソーで買える造花の種類と使いどころセリアとダイソーの選び分けで解説しています。

安く見せない組み方は100均の造花を安っぽく見せない飾り方にまとめてあります。

インテリア量販店は、鉢まで含めて部屋に合う組み合わせで完成しているものが多く、器を別に探す手間が減ります。

ニトリの造花の選び方フランフランの造花の特徴で、それぞれの傾向を解説しています。

総合通販は種類とサイズの幅が最も広く、大型を配送してもらえる利点がある

一方、実物確認ができないぶん先ほどの表記とレビューの読み方が要になります。

本物そっくりに見せる飾り方と手入れ

作りが同じでも、飾り方で見え方は変わります。

開封したら葉と花びらを1枚ずつ広げ、角度を散らして、正面から見て重なりが均一にならないようにしてください。

花器は口がすぼまったものを選ぶと茎が自然に集まり、鉢植えタイプは中の樹脂が見えていれば化粧砂や人工苔で隠すだけで印象が変わります。

器の合わせ方は造花を生花に見せる置き方と器の選び方で解説しています。

手入れは、葉の表面と付け根にたまるホコリを落とすことが中心で、ハンディモップ、エアダスター、ドライヤーの冷風が使えます。

水洗いの可否は素材と加工によって変わり、光触媒加工やプリント仕上げは落ちる場合があるため、目立たない場所で試してから全体に広げてください。

退色や毛羽立ち、葉の脱落が出てきたら買い替えの目安で、屋外に置いたものは屋内より早く傷みます。

よくある質問

アーティフィシャルフラワーは造花と違うものですか

造花の一種です。

造花のうち生花に近い再現度を狙った層を指す業界寄りの呼称で、別カテゴリの商品ではありません。

フェイクグリーンも葉もの中心の人工植物を指す通称で、造花と厳密な線引きはありません。

プリザーブドフラワーのほうが本物そっくりですか

プリザーブドフラワーは生花に特殊液を吸わせて加工したもので、そもそも人工物ではありません。

素材が生花なので質感は本物そのものですが、造花とは別の商品として考えてください。

乾燥させたドライフラワーも同じく人工物ではありません。

写真ではリアルなのに、届くと安く見えるのはなぜですか

商品写真は加工されていることがあり、自然光に近い光で撮られた画像は、室内の蛍光灯下で出るテカりが写りません。

単色べた塗りの花びらと平面的な葉脈は、撮影角度によって目立たなくできます。

レビュー写真とサイズ表記を併せて見てから判断してください。

光触媒加工の商品はリアルさも高いですか

光触媒は酸化チタンなどを表面に加工し、光が当たると触媒反応が起きる仕組みで、見た目の再現度とは別の話です。

暗い場所では反応が期待できず、効果の程度も商品と環境で変わります。

リアルさは花芯や葉脈の作りで判断してください。

まとめ

本物そっくりな造花かどうかは、花びらの反りと巻き、花芯の立体感、1輪の中の色の濃淡、ガクと葉の縁のギザギザ、茎の布巻きと節、葉脈の型押しの6点で判断できます。

素材はPEなら立体感を出しやすく、PVCはテカり、布地は毛羽立ちという弱点をそれぞれ持ちます。

近くで見る場所ほど作り込みが要り、遠目の位置ならシルエットで足りるため、置き場所を決めてから精度を選ぶほうが無駄がありません。

本物の観葉植物と造花で迷ったときの選び分けも判断材料になります。

ぜひ本記事の6つの基準を参考に、置きたい場所から逆算して選んでみてください。

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