SHARE:

アイビーのフェイクグリーン|垂れ下がる長さで選ぶ基準

アイビーのフェイクグリーン|垂れ下がる長さで選ぶ基準

棚の上に垂らした本物のアイビーは、日当たりが足りないと斑(ふ)の白い部分が抜け、つるの先から葉を落としていきます。

アイビーはヘデラの名で流通するつる性の植物で、3〜5つに浅く裂けた葉と、斑入り品種の多さが見た目の特徴です。

フェイクで差がつくのは、つる1本の長さと葉の裂け方の2点。

流通しているつるは1本60〜120cmが中心で、置く棚の天板から床までの距離を測れば必要な長さは絞れます。

長さを決めずに買うと、90cmのつるが床に溜まって束になったり、60cmが棚板の縁で止まって垂れているように見えなかったりします。本記事では、垂れ下がる長さを基準にしたアイビーのフェイクグリーンの選び方と、本物に近く見える作りの条件を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

本物のアイビーからフェイクグリーンに置き換える理由

本物のヘデラはつる性で伸び続けるため、飾った形をそのまま保てません。

伸びた先を切り戻せば形は整いますが、切った節から新しいつるが出るので、数か月ごとに同じ作業が戻ってきます。

日照が足りない場所では斑入り品種の白い部分が緑に戻り、買ったときの明るい葉色とは違う見た目になります。

空気が乾いた室内ではハダニが付きやすく、葉裏の点検も必要です。

人工のアイビーに替えると、水やりが要らないぶん受け皿も不要になり、棚や本の上に直接置けます。

窓から遠い廊下や洗面所のような、本物では葉色が持たない場所にも使えます。

落ちた葉を拾う手間もなく、垂らした形はワイヤー入りのつるであれば固定したまま保てます。

ただし色褪せは人工でも起きるので、置き場所の光の量は選ぶ段階で考えておいてください。

フェイクグリーン全体の考え方はフェイクグリーンとは何かと置き場所別の選び方で解説しています。

本物に近く見えるアイビーのフェイクグリーンの条件

葉の裂け方

ヘデラの葉は3〜5つに浅く裂け、先端がとがります。

この裂けが浅すぎて丸みだけの輪郭になっている品は、アイビーではなく別の植物の葉に見えます。

商品写真を拡大して、葉の縁に切れ込みの角があるかを見てください。

同じつるの中で葉の大きさにむらがあり、先端側が小さくなっているものは本物の伸び方に近い作りです。

つるの節間と分岐

葉と葉のあいだの間隔が全部同じだと、量産した部材を等間隔で刺しただけの見た目になります。節の間隔がばらついているか、途中で脇のつるが分かれているかを確認すると、価格帯の違いがそのまま分かります。

斑の入り方と表面の処理

斑入りタイプでは、白と緑の境界がぼけて濃淡が続いているものが本物に近く、境界が線のようにはっきり分かれた品はプリント感が出ます。

葉脈が型押しで立体的に入っているか、印刷だけかでも近くで見た印象が変わります。

表面がマット加工でテカりを抑えてあるかどうかも見てください。

光沢が強い葉は、照明が反射した瞬間に人工物だと分かります。

つるの長さで変わるアイビーのフェイクグリーンの見え方

60cm前後は卓上や棚1段に向く長さで、鉢付きなら机の端や本の脇に置けます。

90cm前後になると壁掛けフックやピクチャーレールから垂らして、壁の一面に緑の縦線を作れます。

120cmは階段の踊り場や吹き抜け、冷蔵庫の上のような高い位置から床に近いところまで届く長さで、1本でもボリュームが出ます。

つるの長さ向く置き方注意点
60cm前後卓上、棚の1段、多肉植物との寄せ植え風のアレンジ棚板の縁で止まると垂れて見えない
90cm前後壁掛け、キッチンの吊り棚、目隠し人が通る動線では肩に触れる
120cm前後ハンギング、階段、吹き抜け床に着くと先端が束になる

鉢に植わったタイプの表記は、鉢底から葉先までの全高です。

一方でつる単体の商品は、束ねた状態を伸ばしたときの長さで書かれているため、同じ「90cm」でも垂れ下がる距離は違います。

幅と鉢の直径も併せて見て、設置する棚の奥行きに収まるかを測ってください。

アイビーのフェイクグリーンの素材と作りの見分け方

普及帯の多くはPVC(塩化ビニル)で、安く量産できる反面、表面が光を強く反射します。

PE(ポリエチレン)は葉の型に樹脂を流して成型するため、葉脈の凹凸と厚みが立体的に出て、手触りも本物に近づきます。

アイビーは葉が小さく枚数が多いので、1枚あたりの作りの差がつるの全長にわたって積み重なります。

布地の葉を使った商品もあり、柔らかさは出ますが毛羽立ちとホコリの吸着が起きやすいタイプです。

つるの芯にワイヤーが入っているかどうかは、垂らして飾るうえで見た目を左右します。

ワイヤー入りなら曲げた角度がそのまま残り、棚の角を回して流すような形も作れます。

芯が糸だけのものは自重で真下に落ちるので、フックからストレートに垂らす使い方に向きます。

素材表示が商品ページに無いことも多いため、記載が見つからないときは葉のアップ写真とレビュー写真で表面の光り方を確かめてください。

鉢付きを選ぶなら、陶器鉢の中が樹脂むき出しか、化粧砂や人工苔で隠してあるかも見どころです。

アイビーのフェイクグリーンを置く場所と避けたい場所

垂れる形が活きるのは、目線より高い位置です。

棚の最上段、キッチンの吊り棚の下、玄関の下足入れの上あたりに置くと、緑が縦に落ちて部屋の印象が変わります。

壁掛けなら額縁や時計の脇に沿わせ、エアコンの配管カバーやパイプの継ぎ目を隠す目隠しにも使えます。

小さめの部材はガラス容器に組み込む使い方もでき、その手順はガラス容器で作るフェイクグリーンのテラリウムで解説しています。

長い距離をつなぐなら、つる単体よりガーランドのほうが扱いやすく、フェイクグリーンのガーランドの長さと巻き方で長さの決め方を解説しています。

避けたいのは、直射日光が長時間当たる南向きの窓辺です。

UV加工は退色を遅らせる加工で、色褪せを止めるものではありません。

屋外のフェンスやベランダに使う場合も、樹脂の脆化と風による飛散が起きるので、結束バンドやワイヤーで留めて固定してください。

ドアの可動範囲やコンロの周りも、引っかかりと熱を考えると外したほうが無難です。

店舗やオフィス、宿泊施設の内装に使うときは、防炎ラベルの付いた品を求められる場合があります。

必要かどうかは用途と建物の規模で変わるので、公益財団法人日本防炎協会または所轄の消防署に確認してください。

アイビーのフェイクグリーンの手入れと型崩れを防ぐ扱い方

アイビーは葉の枚数が多く、葉の付け根に細かいホコリがたまります。

ハンディモップで表から撫でるだけでは付け根に届かないので、エアダスターやドライヤーの冷風で吹き飛ばす方法と組み合わせると早く済みます。

目安として2週間から1か月に一度、垂れているつるを手で持ち上げて葉裏側からも風を当ててください。

水洗いの可否は素材と加工で変わり、光触媒加工の商品やプリント仕上げの葉は加工が落ちる場合があります。

洗う前に取扱表示を読み、目立たない先端の1枚で試してから全体に広げるのが安全です。

光触媒については光触媒のフェイクグリーンの仕組みと選ぶ基準で解説しています。

届いたときのつるは束ねて梱包されているため、そのまま吊ると葉が同じ向きに寝たまま平面的に見えます。

開封後に葉を1枚ずつ広げ、上向きと横向きを混ぜて角度を散らすと、写真で見た雰囲気に近づきます。

ワイヤー入りのつるは曲げ直しを繰り返すと芯が折れるので、飾る形を決めてから1回で曲げてください。

退色や毛羽立ち、葉の脱落が出てきたら買い替えの時期で、屋外に置いたものは屋内より早く傷みます。

よくある質問

100均のアイビーでも部屋に飾れますか

均一価格帯の商品は葉単体やつる単体の部材が中心で、1本だけ垂らすと密度が足りずに芯の糸が見えます。

数本まとめてフックに掛け、長さをずらして重ねると密度が出ます。

取扱いは店舗と時期で変わるため、行く前に品揃えを問い合わせておくと確実です。

屋外のフェンスや壁面に使えますか

使えますが、屋内用をそのまま出すと退色が早く進みます。

UV加工品を選んだうえで、直射日光が当たる時間が短い面に取り付け、結束バンドで数か所を留めてください。

それでも屋外は屋内より寿命が短くなります。

風水では造花のアイビーを避けるべきですか

風水の解釈は流派によって異なり、統一された見解はありません。

人工物は気が動かないとして避ける考え方がある一方、枯れた植物を置くほうが良くないとして人工物を認める考え方もあります。

気になる場合は、玄関だけ本物にして他の場所をフェイクにする分け方もできます。

アイビーとツタは同じものですか

別の属の植物です。

アイビーはウコギ科のヘデラで常緑、ツタはブドウ科で秋に紅葉して落葉します。

商品名にどちらの表記があるかで葉の形も違うので、浅く裂けた常緑の葉を探しているならヘデラまたはアイビーの表記で選んでください。

まとめ

アイビーのフェイクグリーンは、垂らす位置から床までの距離を測り、60cm・90cm・120cmのどれに当てはまるかを決めるところから始まります。

そのうえで葉の裂け方が3〜5浅裂になっているか、節の間隔がばらついているか、表面がマット加工かを写真で確認すれば、人工物だと分かりにくい品に絞れます。

素材はPEのほうが葉脈の立体感が出ますが、表示が無い商品も多いので葉のアップ写真が判断材料です。

目的から選び直したいときはフェイクグリーンを目的別に選ぶ5つの判断軸で解説しています。

ぜひ本記事の長さの基準と作りの見分け方を参考に、置きたい棚や壁に合うアイビーを選んでください。

あなたへのおすすめ