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フェイクグリーンの盆栽|和室に合う枝ぶりと鉢の選び方

フェイクグリーンの盆栽|和室に合う枝ぶりと鉢の選び方

床の間に置いた黒松の鉢が、数日留守にしたあいだに葉先から茶色く変わっていることがあります。フェイクグリーンの盆栽は流通の中心が卓上15〜40cmで、松・もみじ・欅(けやき)を模した樹形が多く並びますが、和室で本物らしく見えるかどうかは樹種の名前ではなく、鉢の質感・苔の表現・幹の枝分かれの3点で決まります。

とくに崩れやすいのが鉢です。

軽いプラスチックの鉢に植わっているだけで、葉の出来がよくても全体が安く見えてしまいます。

本記事では、和室に合う枝ぶりと鉢の選び方を解説します。

枯れないフェイクグリーン編集部

「枯れないフェイクグリーン」は、水やり不要で暮らしを彩る造花・フェイクグリーンの選び方を発信するメディアです。観葉植物タイプの大型グリーンから光触媒の消臭タイプ、飾り方やお手入れのコツまで、置き場所別・目的別の最適解を編集部が検証してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

フェイクグリーンの盆栽が選ばれる理由

本物の盆栽は、小さな鉢の中で根を制限して育てるため、乾きが早く、夏場は朝夕の水やりが必要になる樹種もあります。

松や真柏のような常緑樹は日照を好むので、床の間や玄関の内側に置いたままでは弱ります。

もみじのような落葉樹なら、秋以降は葉が落ちて床を汚します。

芽摘み・剪定・針金掛けといった手入れも、形を保つために毎年繰り返す作業です。

人工に置き換えると、この手間がまとめて無くなります。

水受けの皿が要らないので畳や板の間に直接置けますし、光の入らない床の間でも枯れません。

旅行や帰省で一週間家を空けても状態は変わりません。

反対に、季節ごとに葉色が変わる楽しみや、枝を作っていく面白さは失われます。

飾りとして形を保ちたいのか、育てたいのか。

ここで選ぶものが分かれます。

本物に近く見えるフェイクグリーンの盆栽の条件

鉢の質感

盆栽は鉢と樹のバランスで見せるものなので、鉢が軽い樹脂だと全体の印象が一段落ちます。

陶器や陶器風の重い鉢か、樹脂に釉薬(ゆうやく)風の塗装をしただけのものかを、商品写真の縁と底で確かめてください。

角鉢・楕円鉢の縁が厚く、置いたときに動かない重さがあるものが和室には合います。

樹脂鉢の品でも、樹を抜いて手持ちの角鉢に入れ替えれば見え方は変わります。

土と苔の見せ方

鉢の中が樹脂の台座むき出しになっていると、正面からでも人工物と分かります。

化粧砂や人工苔で根元を隠してあるか、根張りを模した凹凸が付いているかを見ます。

苔の色が均一な緑一色だと平面的に見えるので、濃淡が入っているものを選ぶといいでしょう。

幹の曲がりと枝分かれ

1本の軸に葉を放射状に刺しただけの構造は、盆栽らしく見えません。

幹が根元から傾いで曲がり、そこから枝が複数方向へ分かれているかを確認してください。

松なら枝が段に分かれて水平方向へ張り出す形が基本で、この横の張り出しがあるかどうかで和室での見え方が大きく変わります。

葉の作りと色

松の針葉は1本ずつの太さと束の付き方、もみじは葉の切れ込みと葉脈で差が出ます。

葉脈が型押しで立体的に入っているものは近くで見ても持ちますが、印刷だけの品は平面的です。

表面がマット加工でテカりを抑えてあるか、1枚の葉の中に濃淡が付いているかも併せて見ます。

単色のべた塗りは、安く見える最大の原因です。

フェイクグリーンの盆栽は15〜40cmでどう変わるか

流通しているのは卓上サイズが中心で、全高15〜40cmに集まります。

15〜25cmはカウンター、下駄箱の上、書斎のデスクの隅に向く大きさで、周りに小物を置いても成り立ちます。

25〜40cmになると単体で正面を作れるので、床の間や飾り棚に1鉢だけ置く使い方に合います。

サイズ表記の全高は、一般に鉢底から葉先までの高さです。

盆栽は横に枝を張るため、高さより幅のほうが大きい樹形も珍しくありません。

棚に入れるなら幅と奥行き、鉢の直径も測ってください。

梱包時は枝と葉を畳んでいる商品が多く、開封して広げると表記より大きく見えます。

もっと小型のものを複数並べたい場合は、置き場所別に高さの基準をまとめた小さめのフェイクグリーンの記事で解説しています。

素材と樹種の組み合わせで見分ける

葉の素材はPE(ポリエチレン)、PVC(塩化ビニル)、ポリエステルなどの布地に分かれます。

PEは葉の型に樹脂を流して成型するので葉脈や厚みを立体的に出しやすく、松の針葉やもみじの薄い葉でも本物に近い手触りになります。

PVCは安価に量産できる素材で普及帯の多くがこれですが、表面が光を強く反射しやすく、照明の下でテカります。

もみじの葉先のような薄さを出す部分には布地が使われ、柔らかさは出る一方で毛羽立ちと退色が出やすい素材です。

幹だけ天然木を使った仕様もあり、太さのむらと樹皮の質感がそのまま出るので、幹を見せる盆栽ではとくに差が出ます。

重量が増え、個体差があることは前提として考えてください。

商品ページに素材表示が無いことも多いので、記載が無ければ販売店に確認するのが確実です。

人工の植物全体の素材の見方は、造花の選び方と本物みたいな種類の見分け方の記事で解説しています。

和室・床の間・玄関|フェイクグリーンの盆栽を置く場所

床の間に置くなら、掛け軸の正面を外して片側に寄せ、枝の張り出す方向を部屋の中央へ向けます。

玄関では下駄箱の上が定番で、扉を開けたときに正面に来る位置が向きます。

カウンターや receptionの脇に置く場合は、通る人の袖が枝に当たらない奥行きを取ってください。

竹と組み合わせて和の面を作りたいときは、和の目隠しに使える竹のフェイクグリーンの高さの選び方も併せて見ると寸法が決めやすくなります。

避けたいのは、直射日光が長時間入る南向きの窓辺です。

屋内用の商品はUV加工が無いことが多く、松の緑が数か月で黄ばんできます。

エアコンの吹き出し口の真下も、風で細い葉が動き続けて付け根が緩みます。

店舗・オフィス・宿泊施設の内装装飾として置く場合は、防炎物品を求められることがあります。

防炎ラベルが必要かどうかは用途・規模・自治体で変わるため、公益財団法人日本防炎協会(https://www.jfra.or.jp/)や所轄の消防署に確認してください。

フェイクグリーンの盆栽の手入れと扱い方

ホコリは針葉の付け根と苔の表面にたまります。

松のような細かい葉はモップの繊維が引っかかるので、エアダスターかドライヤーの冷風で吹き飛ばし、鉢の縁だけ布で拭くのが手早い方法です。

目安として月に1回、乾いた状態で作業してください。

水洗いできるかは素材と加工によって変わり、光触媒加工品やプリント仕上げは加工が落ちる場合があります。

苔や化粧砂を貼り付けている部分は濡らすと接着が緩むので、鉢ごと水に浸けるのは避けます。

洗うなら目立たない葉で試してからにしてください。

届いた直後は枝が畳まれているので、幹に近い枝から順に広げ、上下と左右に角度を散らします。

すべての枝を同じ高さで揃えると人工物らしく見えるため、あえて1段ずらすと落ち着きます。

退色や葉の脱落が出てきたら買い替えの時期で、日当たりのよい場所に置いた鉢は屋内の陰に置いたものより早く傾向が出ます。

よくある質問

100円ショップのフェイク盆栽でも和室に置けますか

均一価格帯の商品は小さいサイズと部材が中心で、鉢が軽い樹脂のものが多くなります。

そのまま床の間に置くと鉢の質感で見劣りするので、樹を抜いて手持ちの陶器鉢に入れ替え、根元に人工苔を足すと印象が変わります。

取扱いは店舗と時期によって異なります。

風水では造花の盆栽を置かないほうがいいのでしょうか

風水の解釈は流派によって異なり、統一された見解はありません。

人工物は気が動かないとして避ける考え方がある一方、枯れた植物を置いておくほうが良くないとして人工物を認める考え方もあります。

気になる場合は、玄関だけ本物にする、置き場所を変えるといった選び方もできます。

屋外の玄関先や坪庭に置けますか

UV加工のある屋外対応品なら置けますが、退色が遅くなるだけで色褪せは進みます。直射日光が当たる時間が短い面を選び、鉢に重さを足すか、ワイヤーで固定して風で倒れないようにしてください。

光触媒加工の盆栽を選べば消臭できますか

光触媒は酸化チタンなどを表面に加工し、光が当たると触媒反応が起きる仕組みです。暗い床の間では反応が期待できず、効果の程度も商品と環境で変わるため、においが消えると考えて選ぶものではありません。

まとめ

フェイクグリーンの盆栽は、全高15〜40cmの卓上サイズが中心で、樹種よりも鉢の質感・苔と根元の見せ方・幹の枝分かれで見え方が決まります。

葉はPEの型成型なら葉脈と厚みが出て、PVCはテカりが出やすい素材です。

置き場所は床の間・玄関・カウンターが向き、直射日光の入る窓辺とエアコンの風下は避けてください。

店舗に置くなら防炎ラベルの要否を消防署に確認しておくと安心です。

ぜひ本記事の鉢と枝ぶりの見方を参考に、和室に長く置ける1鉢を選んでください。

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